カンジタ症って知っていますか?栄養のことをやっていると耳にするのですが、
カンジダ症は真菌の一種であるカンジダ(Candida)によって引き起こされ、特に免疫システムが弱っているときに症状が顕著になることがあると言われています。
腸内に生息するカンジタがオーバーグロース(過剰増殖して)丸状だった胞子が糸状になってしまい、 腸に刺さり、リーキガット(腸もれ)を引き起こす、そして、腸以外の全身にも広がる、、、 と言われて、カンジタが増えないように糖を減らすように言われます。
今から10年以上まえにNYのホリスティック栄養学校で学んでいた時の同級生の中で、 カンジタ除菌に失敗して、神経にまでカンジタが入ってしまってとてもつらい、 と言っている人がいたので、私にとっては相当強敵なイメージだったのです。
そして、私も、足の発疹はカンジタなのじゃないか?と疑ったりして、
(これは前にシェアしたように、オメガ3を摂取していたから起きていたものですが)
カンジタダイエットにチャレンジしていました。
具体的には、糖は避けていたので、更に抗菌ハーブサプリを取ってみたりしてたのですね。
でも、足の発疹は一向に良くならず、、、な状態でした。
まあ、それもそのはずですが、それはオメガ3をなんとか捨てたい体からの排出反応だったので。
さて、カンジダオーバーグロースに関連するとされる不定愁訴的な症状には以下のものがあります:
- 頭痛:慢性的な頭痛や偏頭痛。
- 慢性疲労:極度の疲労感で、十分な休息を取っても改善しない。
- 消化器系の問題:腹痛、膨満感、便秘または下痢。
- 集中力の低下や記憶障害:集中力の欠如や記憶に関する問題。
- 気分の変動:イライラ感、不安、抑うつ。
- 免疫系の問題:慢性的な感染症の発生やアレルギー反応。
問題にしている人には、とても厄介な問題になっているのがカンジタなのです。
そして、そのカンジタをやっつけるプロトコールというのも、本当に大変そうなのです。
わたしも、アメリカのプロトコールも手に入れたりしました。
さて、そして今。
Ray Peat博士の理論を学んで行く中で糖の摂取に関して、PUFAに関してもちろん驚いたのですが、はた、ときがつきます。
ところで、糖で増えてしまうと言われているカンジタは大丈夫かな?と。
実は、博士によれば、ここのところも、巷の栄養学で言われていることの真反対だったのです。。。
RayPeat博士によると、糖分を排除することでカンジタ(酵母)は、
より侵入性を持ち、組織内に侵入しようとする傾向があるとのことなのです!
彼の説明では、糖分を摂取することで酵母はエネルギーを得て成長しますが、糖分を制限すると酵母は生存のために他の戦略を採用し始めます。
特に、糖分が不足すると、酵母はフィラメント(糸状の構造)を伸ばして細胞を貫通し、
栄養を探しに組織内へと侵入しようとします。
この侵入性の増加は、カンジタが組織に害を及ぼし、全身性の感染症を引き起こすリスクを高める可能性があります。
Peat博士はまた、酵母がエストロゲンに引き寄せられること、
そして高エストロゲン状態では酵母が集合しやすいことを指摘しています。
したがって、エストロゲンが高い場合、特に糖分を制限すると、酵母はより侵入性を持ち、
組織への害を及ぼす可能性があります。
さらに、Peat博士は、甲状腺機能とホルモンバランスを正すこと、および抗真菌性および抗菌性の特性を持つ食品を摂取することが、カンジタの成長を抑制し、全身性感染のリスクを減少させる上で重要であると提案しています。
この食品としては、例えば、キャロットサラダを博士は勧めておられます。
キャロットサラダの効能は私のインスタのリールでも紹介しているのでご興味ある方は見てみてください。
実際、私は、糖をせっせと取るようになり、足の発疹はオメガ3の排出が終わると増えるどころかどんどん減って行きました。
これもまた、今までの理論ってなんだったの?って心底驚いた出来事でした。
さて、今日のお話がなにか参考になったら嬉しいです。