一昨日の夜は家族で楽しく外食しました。
子供たちの要望で久しぶりにとんかつ屋さんへ。
普段はPUFAを気にしているので、外食の揚げ物はこの頃食べっていなかったのですが、子供たちがとんかつだ!と、盛り上がっている中、まあ、じゃあっとんかつ屋に行ってみようか!ということになりました。
さて、わたしは、流石に植物油での揚げ物は避けたいなとおもって、豚の生姜焼き定食に。久しぶりに、植物油のはいっているドレッシングも使って、キャベツも食べました。
さて、その夜は、その食事によって大きな不調は何もなく、夜も普通に夜通し寝れたのですが、、、ちょい不調はその翌日やってきました。
まずは、朝はいつもの時間にはなぜか起きれず。。
そして、日中なんか、はながむずつく。。。そして、午後に買い物で外に出た後、私は外の冷たい風にあたって、鼻水がどんどんでてきました。アレルギー症状のようにとめどなく。
ひとしきり鼻をかんだら落ち着いて、そして、また夜、お風呂に入った後浴室からでて、涼しい環境に自分をおいたときに、また、強烈な鼻水+くしゃみ。
さて、これって、何が起きていると思いますか?
これは、私は、寒暖差によるアレルギーが起こっている状態ですね。
家から外に出て、寒い風にあたって反応し始める、入浴後にあったかい浴室から涼しいところにでたら反応し始める。。。
この時、寒さというストレッサーに対して、体が反応してコルチゾールというストレス対抗ホルモンが出されているのです。
それが出されると、脂肪分解が起こります。
そして、私達の身体には、PUFAがしっかりはいってしまっているので、PUFAの入った脂肪分解がこのときに起きてしまいます。
飽和脂肪と不飽和脂肪(PUFA)が両方ある時、私達の身体はPUFAが入った中性脂肪を先に分解するのですね。
それで、PUFAが血流にのって、酸化して毒性物質になるので、身体としては、やばい!処理しなきゃいけないゴミだ!!と、
【免疫が反応するもの】の出来上がりです。
だから、その寒さというストレッサーが起きるたびに反応していた状態が起きてしまっていたのです。
でも、ちょっとまって?
なぜ、いつもは起きなくって、外食の翌日には起きたのでしょうか?
それは、いつもは、寒さが引き金のストレス反応の結果、体内に蓄えられてしまってるPUFAが回ったとしても、それを処理するのに、アレルギー反応を起こさなくても大丈夫だったからです。
免疫って、アレルギー反応のように爆発した反応起こさなくても、ゴミが出た段階で
騒がず働いてくれて、密かにゴミ掃除してくれているのが最もベストな状態で、【普通】です。
でも、外食で普段にはない量のPUFAが食事から入ってきた私の身体は、
すでに免疫が働いていて、絶賛ゴミ掃除中だったのです。
それで、エネルギーはその処理にとられがちな状況が体内ではすでに繰り広げられたのです。
まあ、だから、朝もいつもの時間に起きれないのは、当然ですね。ちょっとエネルギー切れ起こしていますね。。
そんないつもより、仕事を強いられている身体の状態で、おつかれ状態の時に、
寒冷ストレスが起こった、と。
身体としては、
「やっべー!肝臓から待ったかけられてるから、昨日の分の処理もまだなのに、
こいつ、寒い所行きやがって、またPUFAが酸化したものが出てきた〜!!」
ということで、順繰り順繰りベルトコンベアーで肝臓に回して順次処理するのでは間に合わない!という結論になり、アレルギー爆弾でPUFAを一気に排出することに。
で、くしゃみ、鼻水で一生懸命排出することになるわけです。
と、それはイメージではそんな感じなのですが、
具体的には、PUFAの遊離脂肪酸が副交感神経を過剰刺激してアレルギー反応を起こすという流れです。
PUFAは一酸化窒素(NO)を誘導するのですが、この、一酸化窒素(NO)も血管を炎症性に拡張するため血管運動性鼻炎の原因物質の一つだと言われています。
でも、ここで、え?じゃあ、なぜ、普段から外食も良くしてPUFAバリバリ取ってる人でもアレルギーになっていない人がいるの?
っという疑問がでそうですよね?
それは、2つ考えられて、
一つは肝臓の解毒も強くって、エネルギー量もあって、私のようにすぐにオーバーになるのではなく、肝臓がまだ解毒することが出来る人。
もう一つは、エネルギーが全然なくて、身体がごみ処理を辞めてしまってる状況の人です。
この場合は、どんだけPUFAが入ってきても、身体に毒な重金属が入ってきても、身体は反応する力がないので、ただ、静かにそのゴミを溜めていくのです。
私の今の状況はこの2つの中間です。 エネルギー量はそこまで高くないけど、普段、ゴミを溜めないように心がけている生活なので、ゴミが入って来たときには反応できるエネルギーを持っている身体です。
この頃、PUFAフリーを心がけているので、より、ゴミ掃除のエネルギーはある状態だとおもうけど、それでも、そこそこのエネルギーなので、肝臓が追いついていなくって、沢山のPUFAが入ってきたときには、血中にPUFA量が処理できる以上になってしまい、副交感神経刺激&一酸化窒素誘導、そして、短期のアレルギー反応という流れになるのですね。
(花粉の季節中ずっと目がかゆい、喉がいがいがする、ダルい、鼻水が止まらない、、などの長期に続くひどい花粉症などは、それプラス違う要因が加わります。)
「〇〇療法で、花粉症が出なくなった!」っというのも、注意が必要と思っています。
それが結果あなたの免疫力(つまりエネルギー量)を高めた結果だったり、肝臓の解毒能力を高めた結果、花粉症という【症状】を感じるまでもなく、異物処理できる身体になったのか、はたまた、その療法があなたのエネルギーを下げて、もはやゴミに反応しない身体になってしまっているのか、、、
私の今の課題は更にエネルギー代謝を高めて、肝臓の解毒力を上げて、一度に多めのゴミが来たとしても、それを処理できる能力をつけることかな、と思っています。
さて、今日の話がなにか参考になれば嬉しいです。
またお伝えしていきますね!