さて、土曜日は、午前カウンセリング、午後施術2件でした。
午前のカウンセリングが終わって12時から12時半で昼食をさっと食べ、そこから出張に出る夫を空港に送って、空港帰りに猛ダッシュで業務スーパーでグラスフェッドバターとチーズを買い、13時50分に帰宅、14時から施術一件、その方を送り出して、次の方をすぐに迎えて15時半から施術〜っっと、忙しい一日だったのですが、やはり、そのようにゆとりのないスケジュールだと子供を保育園から迎える前の18時には私の体温は36度2分に下がってしまっていました。
この頃、自分のバロメーターに体温を測るのが我が家では流行っていて(笑)この頃は、朝に36.5℃〜昼には37℃にも上がって、とてもいい線いくようになってもいるのですが、やはりストレスがかかるとこうやってガタ落ちになるのだなあ、と観察していて面白いです。
ストレスがかかった後、身体はリラックスし回復するために副交感神経系を活性化させます。
副交感神経系は「休息して消化する」状態を促すので、これが体温の低下につながるのですね。
つまり、仕事中、アドレナリン(戦うモード)を出してしまってたせいで、その状態から解放されたあと、リラックスモードに入り、体温が低下してるのです。
リラックスモードに入ったはいいけど、それでこの体温なのは▲だなあ、と思った次第です。
身体って本当に面白いですよね。
別に、自分で意識して交感神経や副交感神経のスイッチを入れたわけではないのに、こうやって勝手にスイッチオン、スイッチオフをしてくれてる。
子供が学校から帰ってくると家に帰った途端にトイレ!トイレ!とトイレに駆けむのは、【家】=リラックス=交感神経オン!という設定だからなのです。
ちなみに、甲状腺が機能低下していると、エネルギー不足が慢性化してて、そうすると、身体は自由自在に交感神経と副交感神経をスムーズにオン、オフできなくなっってたりします。(そこにももちろんエネルギーが要ることなので。)
なので、【自律神経失調症】つまり、交感神経過剰になったり、副交感神経過剰になったり、、過剰という症状も突き詰めていえば身体のエネルギー量が足りない問題だとも言えるのですね。 主催しているプロメタボリック研究会ではちょうどその話題のレクチャーをしました。
さて、体温の話に戻って。。
通常、起床時(布団の中)の体温はリラックスしている時の体温のままを測りたいのです。 その体温で36.6℃が理想と言われています。
そこから朝食〜などと活動していく中で、徐々に体温は「上がっていくべき」なのですが、夜間に低血糖が起きてアドレナリンがでてしまってる結果として36.6℃の体温だった場合、その後、朝食などを食べていくと、リラックスモードに突入して体温が「さがって」しまったりします。
なので、朝の体温が高いだけでは判断できないのです。
夜中の睡眠の質や、朝食を始め、全体のお食事にも気をつけて行くことで、理想の状態に近づいていきます。
クライアントさん達にも体温を測ってもらったりしているのですが、35℃台だった方が36℃台になられたり、と良い変化の報告をもらっています♪
やはり、身体に入れるべきものを入れていく、入れないべきものを入れないで行くことで、身体は着々と変わっていくなあ、とクライアントさんの変化を見ていても思います。
さて、最近、カウンセリングについて、質問があったので、この場を借りてお伝えします。
Q:カウンセラーの役割はどんなものなのか?なぜ、カウンセラーが必要なの?
A:おおかたのやれば良いこと、はこうやって情報発信でもお伝えしています。
私のようなヘルスカウンセラーと一緒にワークする意味というのは、もっと、細かな点について調整していくためなのですね。
人にはどうしても【個人差】というものがあります。
だから、本に書いてあるような「〇〇を大さじ●杯食べましょう!」というような、【決まり】のようなアドバイスは時に危険になります。
その人のそれまでの身体に入れてきたもの、それまでのライフスタイル、年齢、そういうものが重なって【今】はこれがいいという塩梅を見付けていく事が大事です。
「健康本には、〇〇と書いてあった!」というけど、その量は今のその人には多すぎる場合もあるし、
反応を見ながら、体感を聞きながら進んでいかないといけない部分があるのです。
そして、細かな「これにはこうしたら良いよ!」というニュースレターにも書ききれない事はやはりいろいろあり過ぎます。
だから、それらを学んでもらって進むのとはやはり見え方が全く違ってくることと思います。
そして、1回体験などでお話をしただけだと、その時、「そういうことか!!」と分かったつもりになって、やる気になってても、それを自分の日常に落とし込むまでに小さな障害にあい、結局、日常化することができなくなるパターンが多々あるなと思っています。
それは、とってももったいない、と心から思っています。
だから、本当は、何かしらの解決したい健康問題がある人は信頼できるカウンセラーといっしょにワークすることで、心理的にも、肉体的にも自分を客観視出来るし、進みやすく、改善しやすくなります。
変化を起こすって、わたしたちにとって【ストレス】なのです。
なぜなら、私達は変わりたくない生き物だから。
だから、ヘルスカウンセラーが共に伴走することで
今を確認しながら、進むことが出来て、着実に変化を手にしていくことができるのですね。
私に関して言えば、今まで健康についてそれなりに学んで来た方とのやり取りで
「言われてきたことと、180℃違うことをやってるけど、大丈夫かな?でも、体調が良いから大丈夫なんだとおもうのだけど、、、
でも、〇〇についてはどうなの??」というようなやり取りをさせてもらっています。
やってると絶対疑問が湧いてくるのです。
自分ひとりだとわからないまま、この道で良いのかな〜と不安な中進む事になってしまうのですが、ヘルスカウンセラーと理論も学びながら進むことで、何をやっているのか?今がどういう状態なのか?
が分かって進む事ができるので、不安はずいぶん減るものなのです。
そうは言っても、毎日、進んでいただくのは御本人であり、私が変わりに進むことはできないので、自ら進んでいくお気持ちは絶対必要になっていきます。
でもね、体は適切な対応をしていくとそれに対してきちんと反応して薄皮をめくるようにでも改善の方向に行くなって思います。 最近新しい方との出会いが多いなか、「これで良かったんだ〜今まで何だったのだろう。。。」そう言われる方がたくさんいて、
本当に世の中の健康法が、このプロメタボリックアプローチの観点から言ったら真逆に近い事になってしまっていることが気がかりでなりません。。。 終