しっかり糖を取る必要をお伝えしているのですが、
最近、世の中ではやっている【蜂蜜療法】をやっていて「逆に不健康になった」っという方がいらっしゃるのだなあ、ということを知りました。(私のクライアントさんではないですが)
以前、私がプロメタボリックアプローチのことを知るずーっと前にサロンに数回いらっしゃった方も「蜂蜜療法をやっているのですが、どんどん痩せてしまって、、、、私には合わなかったみたいです」とおっしゃっていた方が居たことも、最近思い出しました。
今、私のクライアンさんには、プロメタボリックアプローチのやり方をお伝えして、どんどん代謝を上げていってもらっている状態なのですが、どの方も、「本当にこのやり方を知れて良かった!」と言ってて、「調子が悪くなった」という方がお一人も居ないのですね。
で、なぜ、その違いが起こるか?ということについて今日は書きたいと思います。
結論から言うと、ちゃんと全体が分かっているのか?それとも部分情報なのか?ということ。
この【糖をしっかり食べようね!】というアプローチは蜂蜜療法であろうと、プロメタボリックアプローチであろうと、同じ表現になる部分だと思います。
でも、【糖をしっかり取り入れて代謝を回すということ】の全体像が見えていないと、【糖さえしっかり摂っていたら健康になる!】という部分情報だけが先走ってしまい、それは完全な情報じゃないので、逆に不具合が起きてしまうのです。
その大きな部分は糖が代謝されるためには、【微量栄養素が必要】なのですね。
だから、代謝のメカニズムもちゃんと分かった上で栄養指導しないと、結局バランスが悪いダイエットになってしまうのです。
そして、代謝が落ちている人は腸が良くない状態になっているので、そこへも介入する必要があるのですが、そこら辺を丁寧に見ることなく、はちみつさえ食べていれば健康になれる、と突き進んでいても、結果がついてこないことになるのです。
はい、糖をしっかり入れることは強力な代謝を回してくれる体への第一歩です。
でも、もちろん、それだけではないのです。
その糖という材料がうまく回るために、何をどうして行ったらいいのか、ってめっちゃ重要なのですね。
そして、それは、個人差も起こってくるので、蜂蜜ってとても良い糖質です。フルクトースも入ってて、良い糖質であっても、それだけ大量に食べていても駄目で、逆に大量に食べたら、他の微量栄養素も必要になってくるのです。
それがないなら、結局入れた糖質は使えないのですから。
入れても、代謝が回らず、エネルギーにまで変換されないと、
そこで、エネルギー不足を感知した体は【コルチゾールを出す】という、魔のストレス反応経路に進んでしまいます。
昨日、すごく栄養も頑張ってくれているクライアントさんが、仰っていました。
さて、その方がおっしゃったのは、「病気を治して行くためには、3人の人が必要。
一人目は家族。そばでしっかり支えてくれる家族が必要
二人目は闘病仲間。同じ思いで病気に向き合っている仲間と励まし合う必要
そして三人目はメンター。健康に導いてくれるメンターが必要。」とのこと。
まっすぐ病気に向きあって頑張られている姿はいつも関心させられます。
私をメンターとして選んでくださり、本当に気が引き締まる思いで、少しでも必要情報をお伝えできるように私も全力で学びをすすめています。
プロメタボリックアプローチは日本にはきちんと入って来ていない概念なので、毎日が英語との格闘でもあります^^
さて、今日のお話がなにか参考になったら嬉しいです。