糖を取りましょうね!と話をすると、どうしても糖尿病の恐怖みたいなのが、よぎる方が多いですよね。
でも、糖尿病って、尿の中に糖がでることから「糖尿病」という名前なのだけど、実は、糖が原因ではありません。
糖尿病だと高血糖になってしまう、ということで、糖質制限をせっせとすることがすすめられるのですが、
これで、食事から糖が入らなくなるから一見血糖値は上がらなくなり、すげ〜!やっぱり糖って悪者なんだな、糖はいらないな!って思いがちで、「わたしの糖尿病は治った!」くらいに思ってしまうのだけど、これ、いくら糖をしばらく辞めていても、糖を摂った途端に血糖値がバク上がりしてしまうのです。
なんなら、糖質制限歴がながければ長いほど、その分コルチゾールが分泌されて、体内のタンパク質と脂質が分解されることが常になるので、
糖に対して体がうまく適応できなくなっていて、ほんの少量の糖にも血糖値が上がり過ぎてしまうという事になるのです。
これは、糖質制限が【答え】ではない証拠ですよね。
糖はそもそも糖尿病の原因ではないので、糖を控えることは一時の対処療法でしかないわけです。
そして、その対処療法には、副作用もついてくるという対処療法ですね。
そもそも、臨床研究のためのマウスやラットの糖尿病モデルって、どうやって作られているのか知っていますか?
糖尿病モデルなのだから、糖をたっぷり食べさせて糖尿病にしたマウスなのか、と思いきや、
実際には過剰な糖を齧歯類に与えることによって開発されたのではなく、
ストレプトゾトシンと呼ばれる細菌毒素の投与によって膵臓のインスリン産生ベータ細胞を破壊することによって開発されています。
インスリン治療以前には、糖尿病患者には通常、テーブルシュガーの摂取量を増やすことが処方されていました。
これは、スクロース(砂糖)の摂取が実際に尿中への糖損失を減少させることが観察されたためです。
砂糖には、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が入っていることが重要なポイントです。
なぜ、私たちの舌は、砂糖や果物をとっても甘く満足感のある味だと感じるのか、
は、体が果糖の重要性を分かっているからなのですね。
果糖がなければ、実際にはグルコースを代謝することができず、果糖がないと体内の多くの経路が実際に機能しなくなると言われています。
実際、医師や科学者でさえもあまり知られていないことだけど、細胞に取り込まれるグルコースの大部分が生物学的経路で使用される前にまず果糖に変換されるということも言われています。
ちょっとここらへんは、わたしは論文にまで遡れていないので、「そう言われています」という言及にとどめらせてもらいますね。
今は、レイピート博士のやり方【プロメタボリックアプローチ】を実践して、甲状腺ガンも、うつも、糖尿も克服した人の書いた書物を読んでいます。
博士は、生前、いろいろな生徒と何千というやり取りをしていて、それらの記録がなくならないように、とレイピート博士が残した物をなんとか受け継いで行こうとする働きが起こっているのですね。
こうやって、レイピート博士は亡くなってしまっているけど、その功績で一体どれだけの人の健康を助け、これからも助けていくことだろう、と思うと、
本当に素晴らしい方だったのだなあ、と思います。
私は、その繋がりの先で恩恵を受けている一人ですが、その繋がりを広めたいと思って活動しています。 昨日から7日間のプロメタボリックチャレンジをやっています。
計8人で一斉にやっていて、皆でやることでよりモチベーションも保たれて、やる気になって進むことができる一週間です。
皆で一斉にやるのは初の試みなので、これがよかったら、月1回ペースで開催していこうかな、って思ってます。
今回は、スレッズで私を見つけてくださった方も参加してくださってて、本当に嬉しいです。
ご興味ある方は、次の告知はまたインスタで行うので、フォローしておいてくださいね。
今日の話がなにか参考になったら嬉しいです!