健康と栄養に関しては、多くの神話と誤解が存在します。
卵も一部の人にとっては、白身がいいとか、なんとか、、、
特に、フィットネス愛好者や減量を目指す人々の間で見られる卵の消費方法は特殊だったりします。
あるフィットネス業界の方は一日に15個分の卵の白身を食べていたとか(驚)
そんな風に、多くの人が今でも、卵白のみを摂取し、卵黄を避けていたりします。
なんでそんな事をするのか、というと、その選択の背後には、脂肪やコレステロールの摂取を抑え、不必要なカロリーを避けたいという思いがあります。
でも、この方法が本当に「健康的」なのか、プロメタボリックの観点でもう一度考える必要があるのです。
私達の目的は、健康に良いシェイプで居たい、ということですよね。良いシェイプだとしても、不健康で居たいとは思わないはず。
だけど、良いシェイプで居たいと思うあまりに、どれだけひどいダイエット方法が横行していることか、と、思います。
さて、卵は、体に必要なすべての必須アミノ酸を含んでいる完全なタンパク質源です。
これらのタンパク質の約60%は卵白に、残りの40%は卵黄に含まれていると言われます。
多くの人が誤解しているように、卵白が100%タンパク質である一方で、卵黄には脂肪とコレステロールが含まれているのは事実ですが、それだけではありません。
卵黄には、カロテノイド、ビタミンA、E、D、K、カルシウム、鉄、リン、亜鉛、チアミン、
ビタミンB6、葉酸、B12、パントテン酸、コリン、カリウム、マグネシウム、銅、マンガン、セレニウムなど、豊富な栄養素がたっくさん詰まっているのです。
対照的に、卵白に含まれているのは、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、セレニウムのみです。
これらの事から明らかなように、卵黄を捨てることは、体に必要なほとんどの栄養素とほぼ半分のタンパク質を捨てることを意味します。
更に、卵白は炎症を引き起こす可能性のあるアミノ酸、トリプトファン、システイン、メチオニンが豊富であり、その摂取のみが健康に有益とは限りません。
実際、卵白のみを消費することは、消化不良、炎症、代謝率の低下を引き起こす可能性があるのです。
卵全体を摂取することは、アミノ酸のバランスが良く、はるかに多くの栄養を提供します。
それにより、全体的な健康と代謝をサポートすることができます。
結論として、卵はそのまるごとを食べるべきですが、過剰摂取には注意が必要です。
卵は他のタンパク質源と比べて多価不飽和脂肪が高いため、適量を心がけることも大切です。
質の良い卵1-2個を適切に食べることは、多くの人にとって健康的な選択となり、体の代謝をサポートしてくれます。
さて、昨日は皆でやってる、7日間プロメタボリックチャレンジの3日目のZoomコールでした。 なんと、参加者の一人で、減量で6月から生理が止まってしまっていた方が、生理が復活した事を報告してくださいました(泣嬉!!)
その方は生理が止まった時点で、婦人科に行くと、甲状腺ホルモンが下がってる点を指摘されていたそうです。
プロメタボリックアプローチたった3日でですが、体はちゃんと反応して、より健康な方に向かってくれるのです。
代謝を上げるというのは、甲状腺機能を上げるということ、日々、プロメタボリックアプローチを意識すると、代謝が上がっていき、体を修復したり、作り変えたりするエネルギーをしっかりと作り出せる状態になっていきます。
すべての不調は体の健康の中心にある【代謝】が落ちている事が原因なのです。
今日の話がなにか参考になったら嬉しいです!