娘が5歳のとき、発熱した後にも首の痛みを訴えていたりしていました。
そのタイミングでは、わたしも夫の子供も居て、子供が5人状態で、日常よりかなり慌ただしくって、私はエマちゃん首を寝違えたのかなー、位に思ってしまってたのです。
でも、翌日、いよいよ耳が痛いと言い出して、泣き止まないくらい痛がり、結局、小児科→耳鼻科とハシゴすることになったのでした。
小児科でドクターから「中耳炎だよ!痛み止めだけだすから耳鼻科で膿が溜まっている鼓膜を切開してもらいなさい!そうしないと治らないから!!」と、助言され、耳の痛みでギャン泣きな娘に痛み止め飲ませて落ち着いてから耳鼻科にまで車を走らせ、言われたように、鼓膜の切開になったのだけど、、、
自宅で後で落ち着いてから、調べてみると、実は、
「オランダを始めとして、今ではアメリカでも、小児科で子供の中耳炎での鼓膜切開はしないことのほうが多い」
との情報も知ることになりました。
なぜなら、鼓膜切開しようとしまいと、治る期間が変わらないとのことです。
そして、痛み止めで抑える事をやってみて、それでも駄目だった場合に、抗生剤という流れなのだとも書いてありました。
その時は、娘は痛み止めでピタッと泣き止んで食欲も少し出た様子だったのにも関わらず、私は小児科で言われたように耳鼻科で切開してしまったのでした。
耳鼻科では、「切開は痛くないから!」と先生は言ったけど、娘にとってはかなり恐ろしい経験で、待合室で待っている上の7歳の娘ももらい泣きするくらい処置室から聞こえる鳴き声は痛々しかったです。。
その時、鼓膜切開をしたことは、結局はそれで良かったのかもしれないのだけど、
それでも、それ以外の選択肢が全く思いつかなかったこと、自分に余裕がなかったこと、全く何も考えずに言われるままのチョイスをしてしまった事は大きな反省点になりました。
だって、その時は鼓膜切開以外に方法があるとは全く知らなかったのです。
でも、思うのです。
実際の医療の現場って、こんな感じじゃないでしょうか。
患者側はあまり選択肢が分かってなくって、ただ、良くわからないし、余裕がなくなってて、それで、ドクターから言われた方針にそのままイエスと言ってしまうのです。
そしたら、もう、そのエスカレーターに乗って、病気の治療のための手術や薬のオンパレードになる可能性が高いですね。
SNSでこんな話が流れて来ました。。。。
あるアメリカ人医師はこういった。
「なあ、君ら日本人は不思議な民族だよね。
高いお金を払って、わざわざ人間ドックで病気を探しにいったり、病気になった後のことは果てなくお金をつぎ込むのに、病気にならないようにするためにはほとんどお金を使わないんだからね。」
本当にそうだなって思いました。
病気になったら、人はその病名にショックを受けて、落ち着いた思考が回らなくなり、結局、お医者様の言いなりにするしかないパターンが多いのではないかな、と思います。
とくに、それまでに自分の身体を健康に保つには?とか、病気とは?高血圧とは?ガンとは?って考えていないと、
いざ、「はい、あなたは〇〇です!」と言われた時に、それが大きな病名だったらパニックになるのは間違いないですよね。
学んでおくことは、いざという時に冷静で居られるためにも必要なことだな、と思ったのでした。
さて、今日の話がなにか参考になったら嬉しいです!