メタボリックアプローチでやっていくことは、あなたの【代謝】を癒すということですが、
そのとき、あなたは体が食物という燃料をエネルギーに変える能力を改善しようとしているということなのです。
細胞レベルでよりたくさんのエネルギーを生産できれば、できるほど、体はすべての代謝プロセスを維持することができるし、それらの不具合を修復できて、あなたがやりたいこと(仕事、運動、考えること、休暇など)によりたくさんのエネルギーを提供することができるのです。
つまり、
あなたが食べる食物、
食べる量、
食べるタイミング、
食物を分解し吸収し運搬する能力(消化、解毒、循環)、
体がホルモンによって、自分自身とどのようにコミュニケーションをとるか、
細胞呼吸によって、細胞の健康を維持すること、、、、これらはすべて重要なのです。
これらのどれかが欠けていても、食物をエネルギーに変換する能力に影響を与える可能性があるのです。
このように考えてみてください。
もしあなたがスポーツカーだったら、ガソリン、オイル、トランスミッション液(燃料)、燃料ライン、燃料タンク、排気システム、バッテリー(消化と循環)の状態、コンピューター(ホルモン)、そしてエンジン(細胞)などの状態が「車がどれだけうまく走れるかどうか」に、多大な影響を与えるということはわかるはず。
これらのものが低品質であったり損傷していたりすると、あなたのスポーツカーは最適に機能せず、遅くなり、場合によっては動かなくなる可能性があります。
体と車の大きな違いは、車は、「うまく手入れしないとすぐに動かなくなること」です。
、、、少なくとも、壊れた部品を交換したり燃料を補給したりするまでは。
体の場合は、「うまく手入れしないと、停止する代わりに、体を動かし続けるための代謝適応を作り出す」のです。
時間が経つにつれて、これらの代謝適応は食物をエネルギーに変える能力に干渉してきます。
これが起こると、食べている食物から生産されるエネルギーが減少します。
そして、それが疲労、不安、うつ病、睡眠問題という健康問題に直結してきます。
または消費している食物(燃料)のより多くが脂肪として蓄積されます。
—たとえ体を動かすためにより多くのエネルギーが必要であっても、エネルギーに変換することなく、脂肪として蓄積するのです。
この状態は、本当は、体を癒すためには、より多くの燃料を必要としているけれども、食事摂取量を増やすとすぐに体重が増えてしまう、という場合に起こることです。
メタボリックアプローチでは、糖の摂取をしっかりし始めてもらうと、一回多少体重が増える事があるのですが、その後、代謝が順調に上がっていくと、食べても太らない健康体に落ち着いていきます。
「食べたら太る」と思って食べない人も、「たくさん食べれない」と食が細い人も、【疲れやすい】という症状を持っているなら、それは【低代謝の症状】です。
目指すはしっかり太いパイプでエネルギーがしっかり回る体。基礎代謝が上がり、だからこそ、体を修復するエネルギーが高い身体です。
今日の内容がなにか参考になったら嬉しいです!