インスタで代謝チェックテストをシェアさせていただいたのですが、
その結果が続々返ってきて、結果集計をしてみたら、驚くことが色々ありました。
今日は、その驚いた事の一つ、に付いてお伝えしようと思います。
「食事の頻度」という質問があり、そのお答えが
◯1日3~5回食事をする
または
◯食事回数が少ない。1日2食、朝抜き、夜抜きなどをしている の2択をいただけるのですが、
この回答をみると、アンケートにお応えくださった方のなんと、半数以上が「◯食事回数が少ない。1日2食、朝抜き、夜抜きなどをしている」にチェクを入れられました。
私は、「なぜ、お食事の回数を減らすのか?」その動機をしりたかったので、インスタのストーリーでそれはどうしてですか?と問いかけてみたら、
「痩せるため」が50% 「健康のため」が50%でした。 痩せたいから、食べない 健康のために、食べない そのお答えは、今までの栄養教育のせいで、そう思い込んでいるから、その選択になっている理由で、その方たちのせいではありません。
でもね、ここは紐解いて考えていく必要があるのです。
【なぜ太っているのか】、
も、
【なぜ健康ではないのか】、
も、
【それは細胞レベルで体が使えるエネルギーを潤沢に作れていないから】 という答えになるのです。 体に潤沢なエネルギー(ATPエネルギー)があると、体はただ生きるという必要最低限な基礎代謝以外にもエネルギーが使えるようになります。
エネルギーが潤沢な体はまず、安心しています。
金欠状態の彼氏にディズニーランド行きたい!って言ったら悲しい顔されたり、不機嫌にさえなったりして、今日ご飯連れて行くだけで精一杯だよ!!って、怒って言うかもだけど、
お金持ちな彼氏に言ったら、「じゃあ行こう!!いつ行く?楽しみだね!!!」ってなるのと一緒です。
体にATPエネルギーが潤沢にあるということは、お金持ち状態なのです。余分なことができる状態。
金欠だと、ストレス状態なので、何かと削ろうとしているのですが、
これが体だと、食べていないとコルチゾールが分泌されます。
このコルチゾールは「体は安心安全状態じゃないよ!」というメッセージを伝える役割なので、多いと体全体が「ああ、節約しなきゃ!!」って思っちゃうのです。
お父さんが金欠で家族に「うちは金欠だからな!」って言いまわっているようなもの。
家族は、飢餓に備えて、なるべく捨てずに、溜め込もうとする、、、、という動きになっていきます。
下の子は近所のおばあちゃんから頂いたあめちゃんを「次お腹が空いてたまらない時に食べよう」とポケットにストックする、そんな行動になっていく。
これが、体が脂肪を溜め込むメカニズムです。
コルチゾールが過多だと、体は、「糖をATPエネルギーに変えてじゃんじゃん体で使う」のではなく、「なるべく省エネにして糖を脂肪に変えてストック」します。
だから
痩せたいなら、脂肪を減らしたいなら、体のストレス状態を解除してあげるしか無いのです。
だから、食事を減らす、糖質を減らすという事が長期的には、体を痛め、【健康的に痩せていてエネルギッシュに生きる事】と正反対の事につながっていくのです。
数年しか糖質制限していない人が「え?私は糖質制限で痩せたよ!」と言ったとしても、
「2食生活で健康だよ!」と言ったとしても、 長期に見た時に、体のメカニズム的にはストレス状態をずーっと強いていることになるので、かなりリスクがあるのです。
コルチゾールは胸腺も萎縮させ、免疫を弱らせるので、「慢性で出ていた湿疹が出なくなったよ!」と言うかもしれません。
でも、それは、免疫活動が抑えられてしまった結果、体が異物を出したいから出すという動きができなくなっているだけですからね。
その皮膚から出していた異物は出せなくなったらどこに行っちゃうんでしょうね。。。
どこにも行けません。
なぜなら、エネルギーが無いですから。
もちろん体に蓄積します。。。
今日の話がなにか参考になったら嬉しいです!