最近「腸活」が健康業界で大きな注目を集めているなとおもいます。
多くの健康情報で、「プロバイオティクス」「発酵食品」「食物繊維の摂取」などが腸の健康に良いとされていますが、
本当にそれは腸活になるのでしょうか?
実は、こうした一般的な「腸活」アプローチには、いくつかの落とし穴が存在します。
レイ・ピート博士のプロメタボリックアプローチの理論を学ぶと腸の健康を本当に改善するには、 腸そのものに負担をかけないこと、そして代謝を高めることが鍵だと知ります。
今日は、「本当の腸活」とは何かということを考えるにあたって、 一般的な腸活の誤解: 発酵食品と食物繊維の落とし穴についてお伝えしていきたいと思います。
さて、「腸活」と聞くと、まず思い浮かぶのが発酵食品や過剰な食物繊維。
これらは一部の人にとって有益と巷ではいわれていますが、レイ・ピート博士の見解では、【腸に炎症やストレスを引き起こす要因】です。
今日は、そのうち、「発酵食品」について書いていきたいと思います。
発酵食品。。。。
例えば、ヨーグルトやキムチなどの発酵食品は「腸内フローラを整える」として推奨されていますが、
過剰に摂取すると腸内での発酵が進みすぎ、ガスや腸壁への刺激を引き起こすことがあります。
そして、驚くかもなのですが、、、
乳酸菌が腸内で乳酸を生成することで、血中に乳酸が増えると、酸性度の増加やエネルギー代謝の負担が生じます。
レイ・ピート博士は、乳酸がストレス反応を引き起こし、体全体のエネルギー生成能力を低下させるとしています。
また、腸の炎症がある状態でこれらを摂取すると、症状が悪化します。
癌って、プロメタボリックアプローチでは、とても焦点を当てて考える問題なのですが(なぜなら、癌は代謝疾患が進んだ状態だから)、 癌状態の細胞では、解糖系でしか糖の代謝ができません。
その時に、バンバン生産されるのは、何だと思いますか?
はい、乳酸です。
だから、癌患者のかたは、大量の乳酸が血中にも流れて、倦怠感、疲労感、筋力低下にも繋がっていくことが起こっています。
そんなふうに、体では、沢山あるのは困る乳酸なのにも関わらず、乳酸菌を入れて、体内で乳酸を作ることが健康だと思いますか?
ちなみに、「乳酸は病原菌に対して効果的である」と宣伝されていますが、乳酸は私たちの有益な細菌に対してもしばしば殺菌性があり、細菌が作る乳酸は私たちの生理機能には全く役立たないものなのです。
なぜなら、、、乳酸は細胞呼吸を阻害して、代謝率を直接さげるから。
「乳酸菌」をプロバイオティックスの形でサプリとかで摂取しなくても、
乳酸を大量に生産するヨーグルトなどの食品を消費すると、胃腸の組織の劣化だけでなく、腸内微生物の組成や体の一般的な代謝の顕著な低下を引き起こしてしまうんですね。
そして、ヨーグルトから得られる細菌性の乳酸は、私たちの細胞が生成するタイプよりも何倍も毒性が高く、病気の人々の便中には常に乳酸が増加しているのです。
さあ、これでもあなたは普通の乳酸菌たっぷりのヨーグルトを健康食品だと思って食べますか? (実践講座では、本当の腸活になる良い菌を使ったヨーグルトなどをご紹介しています。)
時々、嗜好品として楽しむ分は健康な人ならなんの問題も無いと思います。
さて、腸活は流行りなだけに、すんごい間違った話が横行してて、「それ、食品業界にのせられてるよ〜!!」って思ってかなりモヤモヤしています。
また、食物繊維についてもお伝えして行きますね!
さて、今日の話がなにか参考になればうれしいです!