痩せてたら『勝ち』──
でもその影で、コルチゾールが静かに奪っていく「活力」と「若さ」…..
今日、あるインフルエンサーが「癌になりました」と発信されているのを
見かけました。
かつては100kg超から努力で痩せ型体型になり、ダイエットの成功体験を発信していた方のようでした。
だからこそ、その言葉はとても重く、胸に刺さりました。
『痩せてさえいれば正解』
『数字さえ減れば勝ち』
──そんな空気が、いまもSNSを中心に広がっています。
でも、それって本当に「健康」なのでしょうか?
実は、過度なダイエットや慢性的なストレスが「コルチゾール」というホルモンを上げすぎてしまうことが、 「痩せて見えても中身はボロボロ」な体を作ってしまう。
そんな事実を身体は実はちゃんと表現しているはずなのです。
今日は、そんなダイエットを始めとして健康と言う名の「身体いじめ」の後ろに起こっているストレスホルモンについてです。
「寝ても疲れが取れない」
──それ、ストレスホルモンのせいかもしれません。
最近こんなこと、ありませんか?
- ちゃんと寝たのに、なぜか疲れが残る
- やる気が出ない。動きたいのに身体が重い
- 甘いものばかり欲しくなる
- 理由もなく不安になる
- 生理のリズムが乱れがち…
知ってますか、これ全部「コルチゾール」っていうストレスホルモンが関係しているのです。
本来、コルチゾールは「命を守るため」の非常ホルモン。
でも、現代人の多くは慢性的なストレスにさらされ、 この『非常モード』がずっと解除されないままになっている──。
結果として、エネルギーを生み出すはずの甲状腺ホルモンが抑制され、 逆に分解のホルモン=コルチゾールが優位に。
Ray Peat博士はこの状態を「加齢を加速させるモード」とまで呼んでいます。
ストレスホルモンを抑えるべき3つの理由
① 筋肉・肌・脳
──コルチゾールは「身体そのもの」を削っていく
非常時に身体を守るはずのコルチゾールですが、
それが毎日必要以上に分泌され続けると…こんなことが起きます:
- 筋肉を分解して糖に変える(=筋力が落ちる)
- コラーゲンを壊して肌のハリを奪う(=たるみ・しわ)
- 神経細胞を傷つけ、脳の働きを鈍らせる(=物忘れ、集中力低下)
つまり、エネルギー不足のツケを、身体そのものを壊して支払っているようなものなんです。
② コルチゾールは「代謝の火」を消してしまう
コルチゾールが過剰になると、 代謝のエンジンともいえる甲状腺ホルモンの働きが鈍ってきます。
- TSH(甲状腺刺激ホルモン)が低下
- T4からT3への変換が進まなくなる
- 逆に、働かないrT3(リバースT3)が増える
こうして、体は代謝を落とす「省エネモード」に切り替わり、
太りやすく、冷えやすく、疲れが抜けにくい
──
そんな状態に陥っていきます。
③ 女性ホルモンのバランスも、崩れていく
コルチゾールの過剰は、女性ホルモンの乱れにも直結します。
- PMSや月経不順
- 気分のアップダウン
- 不妊や流産のリスク増加
- 乳腺や子宮のトラブル
Ray Peat博士ははっきり言っています。
「ストレスはホルモンバランスの最大の破壊因子である」と。
ストレスに負けない身体は「代謝が高い身体」
同じストレスを受けても、元気な人と疲れやすい人がいる。
その差は、“燃やして回復できるか”どうか。
代謝が高い身体であれば、 コルチゾールが暴走する前に、ちゃんと回復できます。
今日からできる、「ストレスに負けない」生活習慣
- ぐっすり眠る(夜の光を控えめに)
- 白砂糖やフルーツなど、血糖を安定させる甘味を意識して摂る
- 卵・乳製品・ゼラチンなどの良質なたんぱく質を毎食に
- コーヒー+ミルク(+砂糖)でやさしくコルチゾールを抑える
- 静かに深く、鼻で呼吸してCO₂をしっかり保つ
- ビタミンA・E・B群、マグネシウム、カルシウムをしっかり補う
「ストレスは避けられない」
──ならば、
それに負けない身体を、食と習慣でつくる。
それが、自分を守る最も現実的な方法です。
あなたの「元気が出ない」は、あなたのせいじゃない。
ホルモンを味方につければ、またちゃんと、動き出せます。
焦らず、諦めず、自分の“火”を取り戻しましょうね!
