昨日は、ALSという難病の方のCS60施術でした。
「今日は背中が辛い」ということで、しっかり施術している時、最初は何も反応が起きていなかったのですが、途中からCS60がちゃんと置くまで届き始めた特有の反応が起こり始めて、それとともに、ある強い【匂い】が上がってきました。
それは、魚のにおいでした。
それで、私はお聞きしました。「お魚ってまだ結構食べられていますか?」
お返事は「はい!とても良く食べています!」とのこと。
カウンセリングも受けてくださっているので、その時に、PUFA、オメガ3は危険ですよ!ってお話をしていました。
そのお返事に私はびっくりして、「お魚の脂もしっかりオメガ3なのでPUFAですよ!」っとお伝えしました。
これは、私の説明不足だった、と、大反省でした。
オメガ3とはえごま油やフラックスシードオイル、DHAのことであり、魚=PUFAとは全く結びついていなかったそうです。
レイピート博士は、脂が乗った魚は避けるようにとおっしゃっています。
そこで、施術にご同伴されているご主人が「僕も同じように魚を取ってるけど、なぜ、妻だけがこんな病気になっているのですか?」とお聞きになりました。
その疑問が湧くのも当然です。
そこに、個々の性質(Bio Indivisuality)というものが関係してきます。
それは、個別にカウンセリングしていく必要があるところなのですが、
私達にはBio Indivisualityというものがあるので、オメガ3が悪いと言っても、
その悪さが体の症状として出にくい人もいるし、逆に出やすい人もいるのです。
それは、肝臓の機能だったり、腸内細菌バランスだったり、リーキーガットがあるかによっても大きく違うし、あと、エストロゲン過剰の問題も、ストレスホルモンがどれくらい日常に出されているか、も大きな要素です。
ちなみに私は、オメガ3やオメガ6のPUFA系を食べると、すぐに皮膚に反応します。(添加物たっぷりのものを食べても皮膚に反応します。)
おまけに、過去アトピーを患って居たころ、ステロイドなどの抑制効果のある薬剤を使っていたので、いまでも皮膚の弱さとはともにあるという感じです。肝臓もそんなに強くないのだと感じています。解毒が上手ではないのだと。
だから、もっとも沢山2重結合を持つオメガ3であるDHAをせっせと摂った時には体には大きく負荷になったのでした。
PUFAが酸化した過酸化脂質は肝臓で解毒されるべきだけど、それが追いつかず、私の体は皮膚から排出することを選択したのですね。
でも、PUFAを蓄積する人皆が発疹に悩むことは無いじゃないですか?それはなぜなのか、ということなのですが、そこら辺がBio Indivisualityというものです。
オメガ3サプリをせっせと取り始めて半年位経った時、なぜ私はそれが蓄積する形にならず、皮膚から排出される形になったのか?
というと、私の場合は、肝臓からの排出が追いつかず、でも、体のエネルギー代謝がまだちゃんと回っていたから、皮膚から排出することを選んだからなのですね。
体がゴミを固めて見て見ぬふりをするのではなく、ごみ掃除をする方向にエネルギーを使ってくれたからなのです。
でも、じゃあ、、皮膚炎など症状として出にくい性質だったら、取っても大丈夫なのか、と言ったらそうではないのです。
そのご主人に、「ご主人は心臓はお元気なのですか?」っとお聞きしたら、
「え?心臓?僕は心臓、悪いよ!」とのお返事。
やはり、心臓は、糖も使うけど、脂を使う臓器なので、脂の影響を大きく受けます。
脂の種類によっての影響がそうやって出るわけですね。
それにしても、今日は、クライアントさんの固まっているところから、魚の匂いがどんどん上がってくることから、PUFAがゴミとして固まるというのはこういう事なのか、と実感したことでした。
さて、今日は、なんで同じように食べても、影響が出る人と出ない人がいるのか、についてちょっとお伝えしました。
今日のお話が参考になったら嬉しいです。
またお伝えしていきますね!