お食事の指導をする時に、今食べているものをお聞きします。
どれだけ栄養の理論を知っていても、実際の毎日口にするお食事にどれだけ反映されているかで、結果が出るか、出ないか決まってきます。
数日前に、クライアントさんから「知人から後頭部に髪の毛が生えてきているね、と言われた」との報告がありました。
なぜ、結果が出るのか、というと、それは、結果が出ることをやっているからだし、結果が出ないのは、結果が出ることをやれていないからだったりします。
結果が出るためには、それなりにメカニズムを理解してもらうほうが圧倒的によいのは、「牛乳良いらしいよ!」と言われるのと、人はカルシウム不足だと、骨からカルシウムを出して来てしまうし、じゃあ、カルシウム摂ればいいってサプリで取ろうものなら、不必要に血管に付着して、動脈硬化を引き起こすことにも繋がりかねない。。
牛乳のカルシウムは他の栄養素とのバランスが良い状態で摂取することが出来るから、牛乳から摂取するカルシウムは身体を守る方向に働くし、プロメタボリックのアプローチではカルシウムってとっても大切なものなのです。
バランスが悪くて、カルシウムが細胞に過剰に溜まることで、ガンにもつながるのですよね。
という説明を聞いたあとでは、なぜ、牛乳は取ったほうが良いな、って気持ちによりなったのではないでしょうか?
こうやって、裏付けになる理由がきちんと頭で整理できていると、自分がなぜそれをやるのか?が理解できて、それを継続する意味がわかっている、つまり、継続につながるのです。
栄養って、今日食べて明日結果が出る、ってほど簡単ではなく、少なくとも、数週間、3ヶ月、半年、と変化をしていくものです。
その間に、なぜそうするのか、の理論がよくわかっていないと、だんだんやらなくなってしまうのですね。
眼の前には、テレビコマーシャルで違う事が健康に良い!って間違った情報がながれてくるのでね。
なんで、砂糖が大切かって話も、同じです。
糖質制限で糖を切っていると、食事でグルコース、またはグルコースと果糖の混合物が提供されていない状態になるのですが、
そうすると、肝臓は甲状腺ホルモンを完全に活性化できません。
そう。
肝臓で甲状腺ホルモンの不活性型T4を活性型のT3にして、初めて身体は甲状腺ホルモンを使うことが出来るのですが、糖がはいらないと、そこが上手くいかないのです。
つまり、高タンパク質と脂肪を主に摂取している場合、肝臓は全身の代謝を遅くしてしまうのですね。
代謝が遅いからだと言うのは、つまり、沢山エネルギーが作れず、疲れやすく、身体にゴミが溜まりやすく、そのゴミを掃除する元気がなく、腸の動きがわるくなり、夜中にトイレに目が覚めて、人生に対してやる気があまり沸かない、記憶力も悪い、、、、
そんな状態になるということです。
自分のただ生きるエネルギーがままならないのに、+アルファーなことをするエネルギーなんて湧くわけないでしょ!!って言ってるのが身体です。
そもそも大きな病気が無い方でも、疲れやすい、やる気が沸かない、旦那にイライラする、、、って方がプロメタボリックアプローチで栄養改善をしたら、今ではすっかりご自身のビジネスを立ち上げて、ホームページ作成など、前向きに進まれるようになりました。
どれだけのエネルギーアップでしょう!
そんなふうに、自分が使えるエネルギーが上がるのは、人生のクオリティーに直結することだなって思っています。
さて、肝臓。
肝臓って、エネルギー代謝にとっても、とても、とても肝になる臓器です。
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甲状腺の活性ホルモンの約60%から70%を生成する場所と言われています。
私達はPUFA(多価不飽和脂肪酸)過多な食生活を今まで送ってしまっているので、すでに、肝臓にはPUFAが溜まってしまって、肝機能が落ちているのが現代人なのです
だから、一刻も早くPUFAをなくして、糖をしっかり取る生活を〜!っと言ってます。
もちろん、お伝えするべきことは、もっと、もっと、もっと、もっとあり過ぎますが、この基本の2つはこのスレッズ読んでる方にはぜひ抑えて欲しいことだなって思っています。
今日の内容が参考になったらうれしいです!