今日は、ストレスに負けない体シリーズのVol.3。
コルチゾールの正体:敵か?味方か?です。
「ストレスホルモン=コルチゾール」 この言葉、聞いたことありますよね?
- コルチゾールが多いと太る
- 自律神経が乱れる
- 睡眠の質が下がる
…と、ストレスホルモン、コルチゾールはとにかく、悪者扱い。
でも、実は、Ray Peatはこの問題をもっと深く見ていました。
結論から言います。
コルチゾールは、最初から悪者じゃありません。
本来は、“緊急事態に体を守るためのホルモン”なのです。
でも、 毎日ずっと非常事態が続いていたら?
そのとき、コルチゾールは“燃え尽きを加速する存在”になります。
つまり、コルチゾールの本来の役割としては、
- 低血糖をカバーして血糖値を上げる
- 炎症を抑える(免疫抑制)
- エネルギーを「絞り出す」ために筋肉や脂肪を分解する
- 緊急対応で、心拍・集中力・警戒心を高める
短期的には「命を守る素晴らしいシステム」なんです。
無いと困ります。
でも、問題はこれ。
慢性的にコルチゾールが高い状態が続くと…
- 筋肉が分解され、代謝が落ちる
- 肝臓が疲れて、血糖コントロールが乱れる
- 免疫力が低下
- 女性ホルモンや甲状腺ホルモンが抑制される
- セロトニン・ドーパミンも不安定に
これがまさに、「ストレスで体が壊れていく」状態。
「病は気から」って表現があるように、
肉体の物理的ストレスだけではなく、心のストレスも同じく私達を病気に導きます。
「グルグル考えちゃう」というのは、ドーパミンが足りない状態でもあるのですが、
そのドーパミンはアドレナリンが出ちゃっていると、ドーパミン→アドレナリンなので、
どうしても不足してしまいます。
だから、肉体的に栄養入れること+精神的な問題に対処する両方のアプローチって大事だったりします。
話がそれたので、もとに戻すと、、、
コルチゾールについてPeat博士はこう語っています。
「コルチゾールは、体が“エネルギー不足”を感じた時に分泌される。
だから、その本当の原因は“血糖と代謝の低下”にある。」
つまり、 コルチゾールは“代謝の赤信号”として出ているだけで、
真の敵は、【燃料切れの体】なんです。
- 空腹でイライラする(でも何も食べない)
- 寝てる途中で何度も目が覚める
- カフェインで無理やり動いてる
- 食事を抜く or 糖質を控えてる
これ、無意識にコルチゾールを“働かせ続けている状態”です!!!
どうか、本来は味方だったコルチゾールを暴走させないようにしてください。
★コルチゾールを味方に戻す方法★
✔ 食事は“抜かない”こと(特に朝!!!)
✔朝の果糖(ジュース・蜂蜜・フルーツ)で血糖を安定
✔ タンパク質と塩で「守る材料」を補給
✔カフェインは“燃料がある時だけ”使う(空腹時はNG)
✔寝る前に糖+塩で、夜間低血糖を防ぐ
ちなみに…コーヒーもコルチゾールを上げます。
でも悪ではありません。
Peatは「コーヒーは代謝促進剤になる」とも言っています。
ただし、それは「燃料がある時」だけ。
空腹でコーヒーを飲むと、コルチゾールが出っぱなしになります。
それを繰り返すと、「無理して元気に見える人」=燃え尽き予備軍になるので注意してくださいね。
★最後に、あなたに伝えたいこと。★
コルチゾールは、 ストレスに直面したとき、
私たちを“とりあえず動けるようにしてくれる”ホルモン。
だから、「疲れてるのに動けてる」状態は、
もしかするとこのホルモンのおかげ。
でもね、それって、 言ってしまえば非常用バッテリーで生きてるようなもの。
一時的には助けになるけど、
ずっと使い続けると、本体が壊れちゃう。
そして、コルチゾールで頑張っている時、身体が発しているメッセージは、
むしろ「ごめん、もう無理」です。
だからこそ――
エネルギーを入れてあげてください。
糖を、塩を、タンパク質を、きちんと摂って。
「もう戦わなくていいんだよ」って、体に教えてあげましょう。
