女性の皆さんは「更年期や閉経後はエストロゲンが枯渇するから、補わなければいけない」とよく聞きませんか?
これ、健康業界では常識のように言われていて、結構叩かれていますよね。
でも、それって本当なのでしょうか。
実は、プロメタボリックアプローチを学んでいくにつれ、世の中で言われていることと真逆じゃん!!
って憤りを感じた事はいくつもあるのですが、その中でトップ系に位置するのが、この今日の話題「エストロゲン」についてです。
▶1. エストロゲンは枯渇するどころか「組織」に溜まっている!
「血液検査でエストロゲンの値が低い=体からエストロゲンが無くなった」と思っていませんか?
実は、これこそが大きな罠なのです。
血中のホルモン濃度は、私たちの臓器や細胞の中の濃度をそのまま映し出しているわけではありません。
驚くべきことに、妊娠していない女性やプロゲステロン(黄体ホルモン)が減っている時、組織の中のエストロゲンは、
なんと血漿の「20倍から30倍」も濃縮されていることがあるんです!!
つまりそれってどういうこと?って思いますか?
そう!!血液の中にはプカプカ浮いていなくても、細胞というお家の中に、エストロゲンがぎっしりぎっしり詰まって隠れている状態なのです。
▶2. プロゲステロンがいないと、エストロゲンは野放しになる
私たちの体には、毎月のサイクルで「プロゲステロン」というホルモンが分泌され、これが組織内にエストロゲンが蓄積するのを防いでくれています。
しかし、加齢や閉経によってプロゲステロンが急激に減るとどうなるか?
もうお分かりですよね…
ストッパーがいなくなったことで、エストロゲンは組織のなかに持続的に溜まり続けてしまうのです!!
少しのエストロゲンでも「持続的に」組織に影響を与え続けることは、大量にパッと入ってくるよりもはるかに体に負担をかける、と博士は警告しています。
▶3. 血液検査では見えない「脂溶性」ホルモンの秘密
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
エストロゲンなどのステロイドホルモンは「脂溶性(油に溶けやすい)」です。
一方で、血液は「水」ですよね。油は水に溶けにくいため、自然に細胞の中(油分が多い場所)へと逃げ込んで、そこに濃縮される傾向があります。
「血液中には少ないから大丈夫」と思っていても、細胞レベルではエストロゲン過剰が続いていて、これが加齢に伴う様々な不調(代謝の低下など)を引き起こす大きな要因となっているのです。
これ超甘いですよね(血液検査の基準が)www
もし、足りないと思っていたものが、実はあなたの細胞の中に過剰に蓄積していて、代謝のブロックになっていたとしたら…あれ?って思いませんか?
だからこそ、むやみにエストロゲンを足すのではなく、まずは体を守ってくれるプロゲステロンや代謝の力を本来のバランスに戻してあげることが大切ですね。
一歩一歩、進んでいけば体は必ず応えてくれます。
ということで、今日の話も代謝高く行こうね!という話に落ち着くわけです。
今日の話が何かの参考になったら嬉しいです!
