先日、ちょっとした「代謝のサバイバル実験」のような体験をしました。 笑
それは、週末に家族でトレジャーボートに乗ったときのこと。
朝から5人育児に加えて、みこ姫(娘)が地域のお祭りのために抹茶シュークリームを100人分作っていたので、すっかり自分の準備が後回しになってしまっていました。
本来なら、ポケットに糖をしのばせて、しっかり着込んで出発するはずが、この日に限って薄着&糖なしの状態で船に乗り込むことに…。
「しまった、これはまずい…寒い!」と気づいたときには、すでに海の上。
体がぶるぶる震えるほど寒く、お腹も空いていて、典型的なストレス状態になっておりました。
手先を確認したら、かろうじてピンク色が残ってて、ほそぼそ代謝の火は残っているけど、かなりギリギリな感じでした。
でも、不思議なことが起きました。
トレジャーボートが終わって家に戻り、冷蔵庫にストックしていたオレンジジュースの手作りグミゼリーを子どもたちと頬張ったその直後から、 私の手の指先にじんわりと温かさが戻ってきたのです。
「糖」は、エネルギーであり、命を回す火種であると、改めて実感しました。
この体験を通して、私は「砂糖=冷やす」という言説への疑問がますます深まりました。
糖の摂取は、ストレス下の体を守る最前線にある――
このことは、ピート博士もしょっちゅう言っていることなのです。
それを体感をもってお伝えしたいな、と思って今日のニュースレターは書いています。
このところ、「砂糖を摂ると体が冷える」「白砂糖は極陰性で、代謝を乱す」といった声をまたよく見聞きします。
栄養の発信している人ほど、「砂糖=悪」と声を大にして言ってるのが今の世の中なのですが、この砂糖は極陰性で体を冷やす理論はとくにマクロビや東洋医学的な世界では常識のように語られる考えです。
でも本当にそうでしょうか?
私たちは今、「信じてきたこと」を一度、身体の声と科学の目の両方から見つめ直すタイミングに来ているのかもしれません。
まず、 砂糖は本当に体を「冷やす」のか?
「陰性」「陽性」という言葉で食材の性質を表す陰陽論。
ここでは、白砂糖は「極陰性」とされ、体内の「気」や「熱」を散らしてしまう、つまり冷やす作用があると言われています。
しかし、生理学の視点ではこの説に疑問が出てきます。
科学的に見ると砂糖は「温める」作用を持つ代謝の知見では、砂糖(特に果糖やショ糖)は肝臓のグリコーゲンを補い、副腎の過剰なコルチゾール分泌を抑える効果があります。
これは結果的に、
- 手足が冷える
- 朝起きられない
- 不安感・抑うつ感が強い
といった「低血糖+高ストレス」状態を緩和し、むしろ体を温める方向に働きます。
たとえば、
- 果物やはちみつ入りのホットレモネード
- 自家製グミ(ゼラチン+果汁+砂糖)
- コーヒーに砂糖
などを摂ったあとの「ほっ」とする感覚。
あれこそが、身体が“安心”している証拠で、なぜ安心するのか、と言ったら、エネルギーが生産され始めるからなのですよね。
こうやって「糖がいいよ! 」「糖が絶対必要だよ!」
と砂糖なんかの単純糖をおすすめしていたら、 栄養を勉強した人は、いや、単純な糖だと、血糖値をバクアゲしてしまうから、複雑な糖、でんぷん質のものでゆっくり血糖値を上げたほうが良いよ!と言うでしょう。
でも、複雑なでんぷん質は分解されても【ブドウ糖】になるだけ。
代謝のサポートをする果糖が入っていないので、逆にインスリンが大量に必要になってしまって、これって血糖値の乱高下につながりやすいのです。
おまけにデンプンを分解していく過程でもエネルギーがいるので、単純な糖ほどには即効性のエネルギーになんてなってはくれません。
糖の恩恵ってちゃんと取っている人ほど分かってくるものだなあって思っています。
今日の話がなにか参考になったら嬉しいです!

