私がまだプロメタボリックアプローチをやり始める前、仕事が立て込んで心も体もズタボロになっていた日のことです。
夜遅く、コンビニで普段だったらジュースなんて絶対買わないけど、どうしても欲しくなって買った100%オレンジジュースを一気に飲み干した瞬間、 「あれ、なにこれ…? 泣きそうなくらい美味しいんだけど…」って思ったんです。
体に染み渡るどころか、頭がスーッと軽くなる感覚がして、 それまでのイライラも、疲労感も、まるで消えてしまったような…
そんな不思議な体験でした。
そのときふと、 「これってもしかして…体が“糖”を欲しがってたってこと?」と直感的に感じて、 その瞬間から、今まで当たり前だと思っていた「砂糖=悪」の常識に、 疑問を持つようになったんです。
そこから随分経って知った、プロメタボリックアプローチ。
糖、それも【砂糖】でさえ良いってを知った時には、もう驚きを通り越して、心臓がドキドキしたのを覚えています。
これって本当のことだったら、大変だわ!!!
世の中の栄養療法って真逆に行ってる!!!!
それから、その理論が正しいのか、自分で検証すると同時に、ピート博士が何を言っているのか、このプロメタボリックアプローチで言われている代謝の理論とはなにのかを勉強しまくりました
(今でもそれは続いていますが)
そして、自分にも結果が出て、少しずつサロンにいらっしゃるクライアント様に伝え始めて、結果が見えてきて、
それで、これは、こんな凄い事、ちゃんと発信しないと!!!
誰も知らないじゃん!!!
と言う思いが強くなり、ニュースレターやらインスタやらでこのことを発信し始めたのでした。
▶え、砂糖が…健康にいいの!?
って、誰もが最初そう思うと思います。
私も最初は本当に信じられませんでした。
でも、ちょっと聞いてほしいのですが、
あの「白い悪魔」とまで呼ばれる砂糖が、実は代謝を上げ、炎症を抑え、ストレスから体を守ってくれる
――そんな研究は、80年以上も前から積み重ねられていたのです。
▶「高糖質食で元気になった男」の物語
話は1936年、アメリカの研究者ウィリアム・ブラウンという男性にさかのぼります。
彼は半年間、自ら「ラットと同じ食事」を続けるという、ある意味で狂気じみた実験に挑みました。
その内容というのが…
- 砂糖シロップを毎日何回も摂取
- 脱脂粉乳とカッテージチーズを大量に摂取
- ビタミンやミネラルは最低限
…いわば、“牛乳と砂糖”中心の生活です。
正直、読んでるだけで血糖値が跳ね上がりそうな内容ですが(笑)、 結果は驚くべきものでした。
結果は…「片頭痛が消え、血圧が下がり、体が軽くなった」
というものでした!!
もともと週1回の片頭痛に悩まされていたブラウンさん。
この“砂糖食生活”を始めてわずか6週間後には、片頭痛がピタリと止まり、その後一度も再発しなかったそうです。
しかも、血圧は150/100 → 130/85に改善、 基礎代謝率はマイナス12% → マイナス2%に上昇。
体重も自然に落ち着き、何より本人いわく「疲れなくなった」と。
これ、すごくないですか?
▶「砂糖=悪」は、本当なのか?
私たちは「糖質は太る」「砂糖は依存性がある」と
ずーーーーっと刷り込まれてきました。
でも、このブラウン氏のケースだけでなく、
その後のさまざまな研究でも、果糖やショ糖(砂糖)が代謝を高め、ストレスを和らげる作用があることが示されています。
たとえば…
- 糖尿病ラットに果糖を与えると、代謝率が正常に近づく
- 運動時に果糖を加えると、炭水化物の燃焼が約50%アップ
- オレンジジュースを飲むと、炎症マーカーが減少
- 果糖が酸化ストレスから体を守る(!)
もう一度言いますね。果糖や砂糖には、代謝を高め、体を守る作用があるのです。
▶じゃあ、なぜ「悪者」にされてきたの?
それは、「脂肪との組み合わせ」がカギです。
多くの「砂糖は危険だ」とする実験では、 高脂肪+高砂糖の組み合わせが使われており、 特にPUFA(多価不飽和脂肪酸)が加えられることで、糖の代謝が妨げられていたのです。
つまり、「果糖が悪い」のではなく、“脂肪が糖の働きを邪魔していた”というわけ。
しかも、よく使われる高果糖コーンシロップ(HFCS)には、 「果糖」だけでなく、隠れたデンプン様物質が混ざっていることも判明しています(Wahjudiら, 2010)。
そりゃ、太りますよね…。
▶本当の“糖の力”とは?
糖(特に果糖やショ糖)には、代謝を活性化させる力があります。
たとえば…
- 代謝の産物であるピルビン酸を供給して、ミトコンドリアを活性化
- レドックスバランスを整えて、酸化ストレスを抑える
- エンドトキシンや毒素から細胞を守る
- 血中のヒスタミンや炎症性サイトカインの発現を抑える
しかも果糖は、骨密度やミネラルバランスの維持にも有効。
グルコースよりもカルシウムやマグネシウムの排泄を減らすこともわかっています。
これ、今の栄養学では語られない“もう一つの真実”なんです。
▶「果糖は太る」は間違い?
これ、興味深い実験があります。
ラットに「ショ糖」や「果糖+グルコース」を好きなだけ食べさせたところ、 なんと、一番太らなかったのはショ糖グループでした。
逆に、一番太ったのは「果糖+でんぷん」の組み合わせ。
つまり、糖が悪いのではなく、でんぷんやPUFA(多価不飽和脂肪酸)との組み合わせが問題なのです。
▶知ってましたか?「砂糖でストレスが減る」って
ショ糖の摂取は、ストレスホルモン(ACTH)を抑制し、 副腎が疲れている状態でも、体が自然と“糖”を欲する仕組みが働きます。
実際、ストレスを受けた動物は、でんぷんではなくショ糖を好んで選ぶことがわかっています。
そして、ショ糖を食べられないときに太る――
これ、現代人の「砂糖抜きダイエット→リバウンド太り」の正体かもしれません。
▶「果糖=敵」から「果糖=味方」へ
もちろん、なんでも“過剰摂取”はよくありません。
でも、「砂糖は毒」「果糖は肥満の原因」などと一方的に悪者にするのは、 あまりに“古くて雑な話”なのかも知れない、と思ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。
むしろ、今の私や、プロメタボリックアプローチを実践してくださっている 実践講座生や、研究会のメンバーは良質な糖は、体を守り、代謝を促し、細胞の若さを保つために欠かせないものだ!って体感、実感しているのです。
▶じゃあ、何を食べればいいの?
おすすめは、シンプルです。
・フルーツジュース(特にオレンジジュース)
・はちみつ(天然、無添加)
・ 白砂糖(純粋で不純物がないので白だって良いのです!)
・牛乳との組み合わせも特に◎
今まで糖は危険!糖は毒!って思って、糖を切っていた方は疲れやすいとき、ストレスが強いとき、思い切って「甘いもの」を取り入れてみてください。
▶まとめ:砂糖は、あなたの味方になれるかもしれない
「砂糖=悪」と思い込んでいたかもしれません。
でも、もしかしたら今日の記事で、その見方が少し変わったら良いなって思っています。
もちろん、自分の肝臓のキャパを超えて食べ過ぎはNG。
でも、“質の良い糖”を適切に摂ることは、健康と直結しているのです。
糖は敵じゃない。
むしろ、今のあなたに必要な味方なのです。
