さて、実は前、わたしは大病院の産婦人科に紹介されて、ある処置をしました。
それは、「ミレーナ」という子宮にいれる避妊具を外すという処置です。
今日は、そんな私の体験談とともに、そんなストレス時はどうしたら良いのか、ということをお伝えしていきたいと思います。
私は6人の子供がいて、最後の出産が44歳だったので、もう、この後は妊娠したら身体が持たない〜っという思いから、ミレーナを入れるという選択をしたのでした。
ミレーナって、聞いたことない方も多いかもしれないのですが、私はスペイン人の友達から聞いてて、あ、そういうのがあるんだ〜と思って記憶には残っていたのですね。
それで、5年前に産後の生理が復活した際にミレーナを入れたのでした。
このミレーナという小さなホックみたいなものですが、レボノルゲストレルという合成のプロゲスチン(合成プロゲステロン)を子宮内に放出することにより避妊効果を発揮するというもの。
そこから合成黄体ホルモンが出されて子宮内膜が分厚くならずに妊娠しないため、避妊具になるというものなのですが、、、避妊のためだけではなく、生理過多の方が入れると生理の出血が本当に起こらなくなるため、その理由で入れいらっしゃる方もいます。
さて、この頃は、5年前の私にはなかった女性ホルモンの知識があり、また、女性の体と生理についてもまた新たな知識を積んだなかで、このミレーナを入れてしまっていることを後悔してて、一刻も早く抜去したいという思いになっていました。
(Ray Peat博士は、合成ホルモン、特に合成プロゲスチンについて、体内の自然なホルモンバランスを崩し、代謝や健康に悪影響を及ぼす可能性があると強く懸念しています。博士は合成プロゲスチンと自然なプロゲステロンは化学的には異なる物質であり、体に異なる影響を与えると指摘しています。
自然のプロゲステロンは、このプロメタボリックアプローチに置いて、代謝を上げてくれるお助けに働くホルモンで、大賛成。
女性の健康に非常に重要であり、特に抗炎症作用や細胞の保護にも関わってくれてますが、合成のプロゲステロンであるプロゲスチンはその効果を十分に持たないだけでなく、むしろ逆の作用を持つことがあると言われます。
例えば、プロゲスチンは一部の女性でうつ症状、体重増加、ホルモン不調を引き起こすことがあります。
そんなことを知り、「やばい〜早く取りたい!」と、去年一度産婦人科を受診したのですが、そこでは、なんと、取ってもらうことが出来なかったのです。
それは、ミレーナには引っ張って抜くための紐がついているのですが、その紐が見当たらない、、、とのことでした(汗)
大病院に紹介されて、でも、大病院でも紐が見つからなければ手術になる可能性もある、とのことで、私は、その年の年末にはアメリカの子供たちのところに行くことも決まっていたし、で、先延ばししていた案件になったのでした。
そして、その後、大病院の産婦人科でのミレーナの抜去をした、という流れです。
そんなわけだったので、もうね、、、かなり緊張していました。
処置予定びの前の週には夢で、病院に行く夢まで見ました。
病院でドクターが「本気でそんな事をするつもりですか?お子さんにはもう伝えたのですか???」って、ミレーナの抜去に反対されて、なんだかんだ、抜去してくれない、、、みたいな夢を見るし(笑)
とにかく病院の処置が自分のストレス・恐怖になっている事は自分で意識していました。
さて、そんな「なにか」【ストレスな出来事】が起こるとわかっている時、
しっかり【糖】の摂取を意識する必要があります。
わたしの【糖】が大事だよ―という発信は読んでくださっている方は分かっているかもですが、まだの方は、そちらもみてくださいね。
ストレス時、体が緊張する時(私の場合は、お医者さんと話すこと、処置台に乗ること、簡単な処置では終わらず、手術になるかもしれないことなど)、その時に自分は超ストレス状態になることが予測できますよね。
その時、糖が切れていたら、間違いなく【アドレナリン】や【コルチゾール】という抗ストレスホルモンが沢山でて、身体を分解して糖をつくりだします。
ストレスに対抗するためには、エネルギーがいるからそれらのホルモンが出されるのです。
私達は【身体】を分解したくないので、ストレスの前後に糖をちゃんと補充しておくことは、その後の身体を守るためにとても大切です。
さて、その当日のわたしの場合。
そもそも夫が不在のワンオペ中でバッタバッタの朝で、子供を保育園に連れて行った足で隣町のその病院に行くという予定だったのですが、保育園についた時点でカバンに何も【糖】が入っていないことに気がついて、急いで取りに戻りました。
病院に入る前に黒糖をかじり、病院の受付へ向かいました。
まあまあスムーズに進み、あっという間に診察時間になりました。
でも、その間【あーどうなるんだろう。。。】と思考は不安でいっぱい。手術だったらいやだなああああ。って感じです。
で、診察室で、先生から説明を受け、紐が本当に全くなくなっていたら、手術になる可能性もあることを示唆されて、いよいよ処置室へ。
この時点で、あー紐ありますように、、、と祈る気持ちでした。
で、ラッキーなことに、紐は無くなっていたのではなく、折れ曲がってしまっているだけだとのこと、それでも、折れ曲がってうまくつかめないかもしれない、と、先生。
更に私の祈りは続きます。
そして、最終的に抜去は成功に終わりました。
先生が「取れました!」とおっしゃった時には、本当に本当にホッとしました。
そして、会計も終わりやっと車に戻った時に、
怖さや緊張でギューとなっている自分に気がついたのですが、
そこから、持ってきていた補食とともに、黒糖をもう一度食べて10分くらいした時、身体がいつもの感覚に戻ることに気が付きました。
本当にね、【糖】を切らさないように回しておくことがストレスのときには特に大切です。
それで、元気になったので、帰りはスーパーなどによって買い物してから自宅に戻り、その後も、気力も体力も落ちることなく過ごせています。
さて、どうでしょう。
今日は、超ストレス体験への対処をちょっとご紹介してみました。
ストレスの種類はネガティブな物だけとも限りません。楽しみのイベントであっても、【変化】というのは、体にはストレスなのです。
なにか日常とは違う【変化】がある時、ちゃんとその前後は糖切れにならないようにすると良いです。
さて、今日のお話がなにか参考になったら嬉しいです!