大汗をかいた重労働の後に、体が猛烈に欲しがるものがあります。
それは「塩(ナトリウム)」です。
ちょうど今、研究会用のレクチャーで『塩の真実』というスライドを作っていたのですが、実は「塩」って、私たちが思っている以上に体にとって重要な「エネルギーの源」なんです。
病院やテレビでは「減塩!」と耳にタコができるほど言われますが、生化学の視点から見ると、塩が足りない状態こそが、体を慢性的な「ストレス状態」にしてしまいます。
塩が足りないと体はパニックを起こして、夜中に目が覚めてしまったり(中途覚醒)、血管からお水が漏れて逆に体がむくみやすくなったりするんですよ。
今日は、そんな「塩」を味方につける、プロメタボリックな「塩ハック」を一つだけシェアしますね!
★ 最強の安眠薬「寝る前の蜂蜜+塩」
夜中に起きてしまう方は、寝る前にお湯やオレンジジュースに「蜂蜜大さじ1〜2」と「ひとつまみのお塩」を溶かして飲んでみてください。
脳のエネルギーである「糖」と、それを助ける「塩」がセットになることで、体が安心して朝までぐっすり眠れるようになります。
少しだけ生化学的なお話をすると、私たちが腸から糖(グルコース)を吸収する時、体は「SGLT(ナトリウム・グルコース共輸送体)」という専用の運搬トラックを使います。
このトラックは、名前の通り「ナトリウム(塩)」と「糖」がセットになって初めて動く仕組みになっています。
つまり、いくら質の良いハチミツだけを食べても、体内に塩がなければ腸でうまく吸収されず、細胞のエネルギーにならないのです。
今日はいっぱい汗をかいたので、より塩分多めな味を欲したし、また、寝る前にしっかりお塩をとって、旅行の準備に備えたいと思います!
