特に脳、肝臓、卵巣、甲状腺、赤血球….
これら代謝が活発な臓器は、脂肪よりも“糖”をエネルギーとして好みます。
でも現代では、「糖質は太る」「血糖値が上がる」と糖を悪者にして、
極端な糖質制限をする人が少なくありません。
その結果どうなるか?
- 手足が冷える
- 疲れやすい
- PMSや不安感、睡眠の質の低下
- 肝臓のグリコーゲンが枯渇して夜間に目が覚める
- そして代謝が落ちて「太りやすい体」へ
そう、「糖を避けて痩せよう」とすると、代謝が落ちて逆に太る体になっていくのです。
ではどうするか。
正しい“砂糖”の摂り方で、代謝を高めながら痩せる。これが、プロメタボリック(代謝促進)なアプローチで痩せる方法です。
★ 「シュガーダイエット」の本質
シュガーダイエット、と聞くと驚くかもしれません。
一時的に流行ることを狙ってるやり方ではなく、本質的な健康でありシェイプアップしている方法を目指すのが糖を入れながら痩せる方法です。
【健康】であること、【痩せていること】(健康的に若々しく)は同じ方向にあることでなければ全く意味がないのです。
今、このニュースレターを読んでくださっている方は、きっと、20代の方は少なく、30代から60代とかの方だと思うのですが、
痩せていることがゴールであって【健康】を無視しているやり方は、年齢が上がっていった時にどこかで破綻します。
最近、ダイエットアカウントだった方が癌アカウントになっているのをまた見かけました。
またもや30代の方でした。。。
痩せれること=何でも正解
その思考でダイエットを頑張っていると、低代謝→代謝疾患→大病という流れが待っています。
私自身、大学の時からチアリーダー部だった事もあり、ダイエットにハマり、散々いろいろなダイエットをしていたので、ダイエットにハマる人の気持もすごくわかるのです。
痩せる事が正解だとストイックになる気持ちもわかります。
でも、代謝の本質を学んで行くと、世の中のダイエットや健康法が本当には健康を崩すベクトルにむかわせることであっても、まるで正解かのように言われていることが恐ろしくてなりません。
だから、このニュースレターを御縁があって読んでくださっている方には、その流行っている健康法、ダイエット法が本当に信頼できるのか判断できる力を身につけてほしいし、正しい方法で幸せに健康にシェイプアップしてほしいと心から思っています。
でもこれは、「今日からドーナッツ食べ放題オッケイ!」という話ではありません。(PUFAたっぷりなので…)
本質はこうです:
代謝を高める栄養をバランスよく与えることで、ホルモン環境と体温を整え、自然に痩せる体質を取り戻す。
そのために、糖代謝を正常化する。
つまり、
・糖を制限するのではなく、活用するためにしっかり摂る
・身体の欲求は敵ではなく、“代謝のメッセージ”として受け取る
これが、プロメタボリックな視点です。
体の欲求はサインであって、抑圧するものではありません。
食べたい気持ちは、体がちゃんと生きようとしてる証で、必要なものを訴えているメッセージです。甘味を正しく使えば、エネルギーが回り、代謝が上がり、痩せる体に進んでいきます。
でも、糖をとったけど今うまく痩せれていないよ!
という人は、糖を使えるからだに整え直してあげる必要があります。
糖を使える能力、それを耐糖能というのですが、そのキーになってくるのがインスリンというホルモンです。
インスリンって、人によって、インスリンは太るとか色々なイメージ持っているのかもですが、きちんと働いてくれると、代謝を上げる方向の糖代謝がどんどん回るように仕向けてくれるホルモンなのです。
糖を食べて血糖値が上がると膵臓からぱっと出されて、糖を細胞に取り込ませようとするホルモン、
それがインスリンですが、
糖を取り込ませるだけではなくて、細胞内の糖代謝もよりぐるぐる回させて、細胞側が糖の取り込みがもっとできるように持って行く働きもあります。
そのインスリンに対して反応する細胞の力を【インスリン感受性】というのですが、
インスリン感受性が落ちてしまっていると、インスリンが出ているのに、反応しなくって、血糖の細胞への取り込みが起きにくい….という悪循環になってしまうのです。
『血糖値がなかなか下がらない』….その問題は、インスリンがそもそも分泌されにくくなっているのか、それとも、分泌されても細胞がそのシグナルに反応できなくなっているのか、そのどちらかですが、
膵臓のインスリン分泌力も糖をしっかり取るようになると上がってくるし、細胞のインスリンへの反応力も、糖をしっかり入れることで上がっていくのです。
インスリンって糖尿病でよく出てくるキーワードだとも思うのですが、
耐糖能が落ちている=糖尿病に向かっている
インスリンが効きにくい=糖尿病
という関係です。
インスリンが効きにくいとか耐糖能が落ちているから、だから【「糖」入れないべき】なのではなくて、インスリンが聞きやすい体に持っていくために【糖を入れる】ことが大切なのです。
糖は体の安心材料です。
だから、糖を切ったままで低代謝な体を高代謝に持っていくことはできません。
糖を切ったままだと、体は安心していないので、「ストレス代謝」なまま体は進みます。
ストレス代謝とは、脂肪をガンガン燃やす方に進む代謝なので、血中に遊離脂肪酸が溢れかえります。
血中に遊離脂肪酸が溢れていると、糖の代謝は進みませんし、なんなら糖の代謝はどんどん落ちていきます。
ケトジェニックダイエットや糖質制限ダイエットを中長期やってる人に「糖を制限していて耐糖能は上がりましたか?」と聞いてみたらいいと思います。
答えは「NO」なはず。
糖を切っていて、糖への能力は上がるはずはないのです。それは体のメカニズムです。
長らく糖を切っていた方は、糖が怖いって思うかもしれないけど、
でも、糖をいれることでしか、体は安心しないんだ、ってことを是非覚えておいてほしいです。
今日のニュースレターで私が言いたいのは、
欲求を正しく満たせば、自然と痩せる方向に体は動いていくということ。
それって、漠然とした願掛けみたいな話ではなく、体のメカニズムがあって「今太っている」という現実が起こっているだけなのです。
だから、それを正していくことがプロメタボリックアプローチでやることになります。
もちろん個人差の代謝的問題がある方には、何が原因でうまく糖を回せないのかを丁寧に見ていく必要があるのですが、でも、糖を入れることは誰もがやり始めなければならないことなのです。
「甘いものをやめることで痩せる」のではなく、
「甘いものに満たされることで痩せる」という考え方にピンときたら、
その感覚、正しいです。
今日も、自分の体と、欲求を信じてあげてくださいね。
今日の話がなにか参考になったら嬉しいです。