ある日突然、診察室で聞かされる病名。
「糖尿病ですね」「血圧が高いですね」「心臓に少し負担が…」
そして別の人は「鬱傾向、安定剤出しましょう」とか「がんの疑いがあります、精密検査を…」とか…。
それらは、まるで違う病気に思えますが、実は——同じ一本のレールの上を走っているだけかもしれません。
そう言われたら、ちょっと驚きませんか?
私たちの体は、無数の化学反応と細胞の対話で動いています。
その中で、「代謝の方向性」が決まると、健康も病気も、その方向に沿って流れていきます。
現代人の多くは、この代謝の方向が
- 高血糖
- 脂質代謝
- 慢性炎症
- 酸化ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
といったセットの方向へ傾いてしまっています。
この傾きは、腸内環境・肝臓の処理能力・糖と脂質の使い方…
全部が絡み合って生まれます。
一度このベクトルに乗ってしまうと、出てくる症状や病名が人によって違うだけで、本質的には同じ流れの中にいるのです。
そのベクトル、一言でいうと、【低代謝のベクトル】です。
例えば——
- 腸内細菌のバランスが崩れ → 炎症性サイトカインが増え
- 肝臓が脂肪や毒素の処理に追われ → インスリン感受性が落ち
- 血糖と脂質の使い方のバランスが崩れ、慢性的な炎症と酸化ストレスが高まり → 血管壁や神経の細胞膜がダメージを受ける
このプロセスのどこで一番強く問題が出るかによって、 糖尿病と診断される人もいれば、自己免疫疾患、うつ病や不安障害が先に現れる人もいます。
最終的に癌や心疾患として現れるケースもありますが、その根底のベクトルは同じなのです。
でも、だからといって、絶望する必要はありません。
良いニュースは、このベクトルは「戻せる」ということです。
腸を整え、肝臓の負担を軽くし、体全体が細胞が糖を正しく使えるようにする。
この流れにスイッチを入れれば、複数の病気の芽を同時に弱められるのです。
今回計画している勉強会は【低代謝から抜け出す、3つの体のスイッチとは?〜腸・肝臓・糖代謝〜】ということで、
腸、肝臓、がどのようにつながって、糖代謝に影響を与えてしまうのか、とても大切な基本のところをしっかり抑え、
そして、じゃあ、まずは何からしたら良い?
という部分でまずは日常に取り入れ始めてほしいことをお伝えする勉強会になります。
プロメタボリックアプローチの指導をしていて、すぐに順調に行く方と、停滞する方の違いとして、肝臓問題、腸問題というのが大きくあります。
肝臓、腸が癒やされると、よりプロメタボリックアプローチで代謝を取り戻すことがスムーズに進みます。
