この度、本を書きました。
『血糖値が気になる人ほど、糖を怖がらなくていい』
2026年10月1日に、Kindleで発売になります。
書こうと思ったきっかけ
「糖は悪くないんだよ」、
とお伝えした時に、言われる言葉。
「もう、訳がわからない…」
「お医者さんに言われていることと逆で、どちらを信じればいいのか分からない」
「今の状態が当たり前すぎて、自分にとっての『元気』がどんな状態だったのか、もう分からない」
そんな方たちに「こういうことです!」、と手渡せるものが欲しかったのです。
健診で、血糖値が高めだと言われた。
だから甘いものを控えた。ご飯も減らした。
体にいいと聞いたことは、ひととおり試してきた。
それなのに、夕方になるとイライラする。
夜中に目が覚める。
甘いものが、どうしてもやめられない。
そして、そんな自分を「意志が弱いんだ」と責めてしまう——。
私も、ずーっとそこにいました。
5年以上、がんばって糖質制限をしていた時期があります。
私自身、ありとあらゆる健康法を片っ端から試しては、思うような体調にならなくて、
「なんで私だけ、いつもこんなに疲れているんだろう」
「どうして、いつもこんなに苛ついているんだろう」
と、ため息をついていた一人です。
この本でお伝えしたいこと
ひとつだけです。
血液の中に糖があふれていても、脳のほうは、燃料が足りずに困っていることがある。
イライラも、眠れない夜も、甘いものへの強い欲求も、あなたの性格や意志の弱さではなくて、燃料の足りなくなった脳が出しているサインかもしれない。
その一点を、7つの章に分けてお話ししています。
「糖は悪者」という思い込みが、そもそもどこから来たのか。
血糖値の数字と、あなたの感じているしんどさが、どうしていつもずれるのか。
「血液は高血糖なのに、脳は燃料不足」というのは、どういうことなのか。
そして、良かれと思ってとっていた油の話も、私自身の少し痛い体験と一緒に書きました。
勉強会に来てくださった方へ
2026年8月に行った一般向けの勉強会に来てくださった方は、「あの日聞いた話かな?」と思われるかもしれません。
先に、お伝えしておきますね。
あの90分でお話ししたのは、この本でいうと、第3章と、第5章・第6章の一部です。
第1章と第2章は、まるごとお話ししていません。
「糖は悪者」という考え方が、そもそもどこから始まったのか。
血糖値の数字と、あなたが感じているしんどさが、どうしてずれてしまうのか。
ここは、本で初めて書いたところです。
第7章も、まるごと足しました。
主治医の先生の話と食い違ったとき、どう考えたらいいのか。
体重が増えてしまったとき、何を見たらいいのか。
そして何より、あの日はご紹介できなかった研究を、たくさん入れました。
油の話も、「研究でも確かめられています」で止めずに、どの研究のことなのかを一本ずつ添えています。
お話は、聞いたそばから流れていってしまいます。
あの日うなずいてくださった方に、手元に残って、何度でも読み返せる形をお渡ししたかったのです。
ひとつ、こだわったこと
研究の話を出すところは、何年に、どの専門誌に出たものなのかを、全部書き添えました。
巻末には、引用した研究の一覧を、PubMedの番号つきで載せています。
研究で分かっていることなのか、レイ・ピート博士の見方なのか、Dr.Stephensの考えなのか、私の考えなのか。
そこも混ぜずに、分けて書くようにしました。
あなたご自身の目で、確かめていただけます。
読んでくださった方へのプレゼント
『危険な油・安全な糖の完全リスト』をご用意しました。
買い物のときに、スマホで見返せる形にしてあります。
受け取り方は、本の中でご案内していますね。
本のページは、こちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0HJWJP7PW
書いている間、ずっと頭にあったのは、初めて相談に来られた方の、あの困った顔でした。
「もう訳がわからない…」
あの日の問いに、まだお会いしていない方にも答えられる形が、やっと作れた気がしています。
この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
脳と代謝のお話を、メールでお届けしています。
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