これは、実践講座生の方の伴走で、
医師によるプロメタボリックアプローチの
オンライン診療に同席させていただいた時の話です。
自己免疫疾患という、本当につらい病気。
現代医学では「症状が出ない状態(寛解)」を目指しますが、
実はそれは、本当の意味での「治癒」ではなかったりします。
だからこそ「一生、薬を取り続けることが必要だ」と言われてしまう。
でも、これって本当に絶望的なことなのでしょうか。
プロメタボリックにおける自己免疫疾患の考え方は、
一般的に言われていることと大きく違います。
さて、この記事の話題。
「自己免疫疾患の真実」についてお話しします。
結論から言いましょう。
自己免疫疾患の本質は、「免疫の暴走」ではなく
「エネルギー代謝の枯渇」です。
病院へ行くと「あなたの免疫が、自分自身の体を攻撃しています」
という絶望的な説明をされることがありますよね。
でも、冷静に考えてみてください。
私たちの体は、そんなに愚かなのでしょうか?
理由もなく、自分を壊し始めるなんてことがあるのでしょうか。
レイ・ピート博士の知見を紐解くと、
そこには明確な「生化学的な理由」が存在します。
ポイントを絞ってお伝えしますね。
1. 「PUFA(植物油)」が細胞を壊している
サラダ油やオメガ3などの酸化しやすい油は、体内で毒性の高い物質に変わります。
これが細胞のタンパク質を「異常な形」に変えてしまい、
免疫が「異物だ!」と判断して処理せざるを得なくなっているのです。
2. 「甲状腺機能(T3)」がバリアの鍵
エネルギー生産の司令塔である甲状腺ホルモンが足りないと、
細胞の「バリア機能」が維持できなくなります。
腸の壁がゆるみ、有害な「エンドトキシン」が血液に流れ込む。
これが全身の炎症の火種になっているのです。
3. 「エストロゲン」という炎症のアクセル
ストレス下で増えるエストロゲンは、炎症を悪化させ、免疫を過敏にします。
一方で、代謝を支える「プロゲステロン」や「CO2(二酸化炭素)」は、
細胞を保護し、暴走を鎮める「ブレーキ」の役割を果たします。
免疫を叩くのではなく、エネルギーを取り戻す
つまり、免疫を「薬で抑え込む」のは、火事の現場で
「火災報知器の音を止める」ようなもの。
肝心の「火」は消えていないのです。
私たちがやるべきことは、免疫を叩くことではありません。
正しい燃料(糖質)を細胞に届け、
代謝を阻害する「PUFA」を避け、
細胞が「自分で自分を修復できるエネルギー」を取り戻すこと。
「自分の体が自分を攻撃している」というストーリーを書き換えましょう。
体はいつだって、あなたを守ろうと必死に働いています。
ただ、そのための「エネルギー」が足りていないだけなのです。
もし、あなたが「もう一生、薬と付き合うしかない」と諦めかけているなら。
あるいは、頑張って食事制限をしているのに結果が出ないなら。
まずは「代謝のスイッチ」を入れ直すことから始めてみませんか?
未来の体は、今日のあなたの選択で変わります。
この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
脳と代謝のお話を、メールでお届けしています。
▶ ニュースレターの無料登録はこちら
https://rondo-form.mentalbeauty.workers.dev/

