これは、大学1年生の娘と、一泊で長崎に行っていた時の話です。
夏に帰ってくる時期だけの、濃い時間でした。
その日の夕食は、イタリアンのレストラン。
夜6時ごろ、イカスミのリゾットをいただきました。
そして翌朝6時。
汚い話でごめんなさい。
イカスミの黒が、そのまま便に出たのです。
口に入れてから、12時間。
これがすごく面白い出来事だったので、今日はその話をさせてください。
食べてから出るまで、12時間
食べたものが消化されて出るまで、通常は35時間以内であればいい、と言われます。
それが、12時間。
イカスミって、はっきり黒が分かるので、時間まで確認できてしまうんですよね。
「ああ、こんなにスムーズに流れているんだ」
正直、すごく嬉しかったです。
一方で、5日前に食べたものがまだ出ない、1週間前のものがまだ体の中にある、という方もいらっしゃいます。
便通がないというのは、ただ「気持ち悪い」だけの話ではありません。
腸がちゃんと流れているからこそ、腸内の毒素——エンドトキシンが体中に蔓延するのを防げるのです。
だから便通は、健康の基本中の基本なのです。
マグネシウムに頼っていた私が変わったわけ
ここで、正直に言いますね。
私自身、長いことマグネシウムに頼っていました。
マグネシウムを摂らないと、便通が崩れていく。
そういう状態だったのです。
それが今は、そういうものに一切頼ることなく、1日1回以上。
しかも、12時間で出ていく。
腸に何かをしたから、ではありません。
脳の機能が回復したから、です。
世の中では「腸活」がさかんに言われますよね。
でも私が強く実感しているのは、腸は腸を触らなくても動き出す、ということです。
腸は、脳からの指令で動いています。
指令を出す側が省エネモードに入っていたら、腸だけをどれだけ応援しても、動きようがないのです。
見る場所が、少しだけ違うのかもしれません
もしあなたが今、サプリメントやお茶や運動で一生懸命「腸」に働きかけているのに、変わらないとしたら。
見る場所が、少しだけ違うのかもしれません。
脳を回復させる燃料は——いつもお伝えしている通り、シンプルな糖です。
出ないのは、意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
ただ、指令を出す側の燃料が、足りていないだけなのです。
娘とじっくり向き合える体でいられること
あの夜の娘との食事は、実は食べ物の話だけでは終わりませんでした。
大学生になって考えることが増えたという彼女が、「母と向き合わないといけない部分」を、自分の言葉で語ってくれて。
ワインを飲みながら、久しぶりに深いところまで話せた夜でした。
こんなふうに娘とじっくり向き合える体でいられること。
それもきっと、代謝がちゃんと回っているからなのだと思います。
今日も、あなたの体がちゃんと流れていきますように。
この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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