これは、勉強のために東京に行く前の話です。
その準備をしていた1週間、あらためて「なるほどなあ」と実感したことがあったので、あなたにシェアさせてください。
脳にグルコースが足りているかどうかで、その日のポテンシャルは全然変わる、という話です。
脳にとっての「ストレス」は、嫌なことだけではない
ストレスと聞くと、嫌なことばかり思い浮かべますよね。
でも、脳にとっての「ストレス」は、それだけではありません。
いつもより忙しい。
新しいプロジェクトに取り組んでいる。
ドキドキする出来事がある。
新しい出会い、慣れない環境、人混み。
楽しい経験であっても、脳は「いつもと違うこと」に多大なエネルギーを使います。
つまり、脳のエネルギー必要量は、日々すごく変わっているのです。
なのに私たちは、「いつも通り食べてるから大丈夫」と思ってしまう。
ここに、落とし穴があります。
真っ先に削られるのは「体の修復」
では、必要量が増えたのに供給がいつも通りだったら、何が起こるか。
脳は、何かを後回しにするしかありません。
真っ先に削られるのは——「体の修復」です。
本来、寝ている間に体はいろいろな修復を行っています。
でも、そこに回すエネルギーが残っていないと、修復がままならない。
翌朝、前日の疲れをそのまま持ち越すことになります。
さらに、グルコース不足を感知した脳は、わざと「疲れ」や「痛み」を出してきます。
意地悪ではありません。
これ以上エネルギーを使わせないように、あなたを動かさないための、脳の節約機能です。
「いつも通りなのに、なんだか疲れる」
「原因のわからない痛みや不調が出る」
それは、脳からのサインかもしれません。
回復が進むほど、必要な量は「増える」
そして、ここからが面白いところです。
代謝が上がってくると、体は今まで手をつけられなかった場所の修復を始めます。
つまり、回復が進むほど、必要なエネルギー量は「増える」のです。
「今までこの量で足りていたはずなのに」
脳機能回復の過程では、これがよく起こります。
でもそれは、不調になったのではありません。
次のレベルに上がったから、必要量も上がった。
それだけのことなんです。
その人その人に、回復に必要な量があります。
そこまで着々と上げていかなければ、回復は完全には起きない。
だって、足りないから。
理由は、結構シンプルなのです。
負荷のかかる時期こそ、少し多めに
負荷のかかる予定——それが楽しみな予定であっても——がある時期こそ、「いつも通り」ではなく、少し多めに糖を届けてあげてください。
私もあの時の東京行きは、しっかり満たして、フルスペックで学んでこよう、と思って出かけました。
この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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