体は「薄皮をめくるように」変わる。いい変化も悪い変化も、同じ速さで起きている

7日間チャレンジの8月のグループが動いていたときのこと。

毎日いろんな方の体験談が上がってきていて、
それを読むのが楽しみになっていました。

そのチャレンジと、ちょうど同じ時期に、
実践講座の方たちが卒業を迎えるタイミングが重なっていて。

新しく始める人と、1年やり切った人を、
同じ週に見ることになったのです。

そうしたら、思うことがありました。

「薄皮をめくるように変化していくと思いますよ」

実践講座に参加してくださる方には、
いちばん最初に、必ずお伝えしていることがあります。

「薄皮をめくるように変化していくと思いますよ」

これです。

明日いきなり別人になったりはしません。

体のいい変化というのは、
毎日のコツコツの積み上げの中で、
ゆっくり、ゆっくり変わっていく。

それが私たちの体です。

「悪い変化」も、同じ速さで起こる

でもね。

ここからが、今日いちばんお伝えしたいことなのですが、

「悪い変化」も、まったく同じ速さで起こるのです。

たとえば、糖を食べない。

それを1日やったところで、
体が完全にボロボロになったりはしません。

翌朝、鏡の前で何かが変わっているわけでもない。

だから、続けられてしまうのですよね。

そして、日々続けていくと、
長期にわたって起こることが、ちゃんと起きてきます。

毎日って、本当に積み重ねなので。

それが中長期になってきたときに、
結果として出てくるわけです。

これ、健康に興味を持ってやってきた人ほど、
起きてしまうことなんです。

私自身もそうでした。

世の中で言われている「こうやるべき」を、
一生懸命やってきた。

お肉は控える。
砂糖は避ける。
夜は食べない。

真面目にやってきたのです。

それなのに、気がついたら、
なんだか以前より体調が落ちている。

サボっていたわけでも、
いいかげんにやっていたわけでもないのに、です。

(あのとき、何を信じればよかったんだろう、とも思いますよね)

上向きか、下向きか。ベクトルのたとえ

なぜこんなことが起きるのか。

私がよくお話しするのは、「ベクトル」のたとえです。

自分が今やっていることに、
上向きか下向きか、傾きがついていると思ってください。

その傾きが、すごく緩やかだったとします。

今日と明日を比べても、たぶん分かりません。

来週と比べても、まだ分からない。

でも、それが長いスパンになってくると、

上向きのベクトルなのか、
下向きのベクトルなのかで、

その差は、月日とともに大きくなってしまうのです。

体は毎日、作り替えられています。

そのときに材料とエネルギーが足りていれば上向きに、
足りなければ下向きに、

ほんの少しずつ、傾いていくだけの話なんですよね。

1年やり切った方たちに起きていたこと

卒業のタイミングの方たちとお話ししていて、
それをすごく感じました。

最初に挙げていたお悩みが、
だいたい皆さん、解消されているのです。

課題がゼロになったわけではありません。

でも、

「これをやっていけば、こうやってゆっくりゆっくり、
私は変化していくんだな」

というのを、体の側でも、心の側でも、
ご本人が感じ始めていらっしゃる。

そうなってくると、
カウンセリングがとても楽しいのですよね。

さらに続けます、と言ってくださる方も多くて。

1年やった方が、研究会に残ってくださったり、
継続コースに進んでくださったりするのは、
たぶんそういうことなんだろうな、と思います。

食べることは、一生のこと

7日間チャレンジは、逆に、
1週間でも変化を感じやすい期間です。

栄養を切ってきた方ほど、
入れ始めたときの体の反応が大きいので。

だから、入り口としてお伝えしています。

でも本当のところは、その先なのです。

代謝を上げることを、ひとつずつ生活に入れていって、
それがライフスタイルになっていく中で、
中長期に変わっていく。

食べることって、一生のことですから。

どっち側に、自分のベクトルを日々向けているのか。

ああ、結局はその積み重ねなんだよな〜、と、
また改めて思った週でした。


この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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