「若返りホルモン」DHEA-Sが2年で178→235に。ストレスから体を守るDHEAとプロゲステロンの力

私がプロメタボリックアプローチ(生化学に基づいた代謝改善)を本格的にやり始めて、ちょうど2年くらいが経った頃のことです。

この2年間、体感として一番分かりやすく変わったのが「肌」でした。
以前のような乾燥やしぼんだ感じがなくなり、内側から潤っているような、いい感じのツヤが出てきたんです。

「あぁ、私の体、喜んでるんだろうな」

と体感では思っていたのですが、その頃、その感覚が「気のせいではなかった」ことが証明されました。

それは、血液データの「DHEA-S」という数値です。

1. 2年間で劇的に変わった「若返り数値」

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、いわゆる「若返りホルモン」や「マザーホルモン」と呼ばれ、ストレスに対抗したり、私たちの体の材料となったりする非常に重要な保護ホルモンです。

実は私のデータ、
2023年には「178」だったのが、
2026年の値では「235」まで上がっていたのです!

加齢とともに下がるのが当たり前と言われているこの数値が、2年間のアプローチを経て、劇的に向上していました。

これを見た時、本当にプロメタボリックアプローチに取り組んでいてよかったな、と心から思いました。

2. 最強のストレスプロテクター

なぜ、この数値が上がることがそれほど重要なのか?

それは、DHEAやプロゲステロンといったホルモンが、私たちの体の中で「最強のストレスプロテクター」として働いてくれるからです。

私たちが日々さらされているストレス、そしてそれに対抗しようとして分泌されるコルチゾール(ストレスホルモン)。
コルチゾールは短期的なサバイバルには必要ですが、出っぱなしになると細胞を破壊し、老化を早め、免疫を下げてしまいます。

そのコルチゾールの暴走を食い止め、細胞を守ってくれるのが「DHEA」や「プロゲステロン」なのです。

村元先生のオンライン診療資料の中でも、「エストロゲンやコルチゾールのブロック(抑制)は、免疫能を回復させ、細胞の環境を整える」ということが強調されていました。

3. 自分の体の中に「盾」を作る

外からのストレスに振り回されるのではなく、自分自身の体の中で「ストレスに対抗できる盾(ホルモン)」をしっかり作れる状態にすること。

そのためには、
・エネルギー代謝の炎を絶やさないこと(糖の摂取)
・ホルモンの材料を酸化させないこと(PUFAの回避)
・ミトコンドリアが喜ぶ栄養を満たすこと

この積み重ねが、血液データに、そして肌の潤いとして現れてくるのです。

「最近、ストレスに弱くなった気がする」
「肌の潤いがなくなってきた」

もしそう感じているなら、それはあなたの根性の問題ではなく、体内の「保護ホルモン」が不足しているサインかもしれません。

生化学を知ることは、自分を責めるのをやめて、体を賢くケアする方法を知ること。
私のデータの変化が、あなたが自分の体と向き合う勇気や希望になれば嬉しいです。


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デトックスのための断食が、実は逆効果になる理由。解毒の主役「肝臓」には糖と栄養が要る

これは、関空から中国北京経由でスイスのジュネーブに飛んだ旅の途中、
北京の待ち時間に書いた話です。

インスタを開くと、ファスティングを広めるインフルエンサーの発信が目に飛び込んできました。
そういえば、昔、「飛行機ではあえて機内食を食べず、デトックス時間に当てる」
と言っている方もいたな〜なんてことも思い出しました。

あの頃は私もそれが正しいことって思っていました。「デトックスのために、食べないほうが良い」
それを信じて疑いませんでした。

でも、今ではそれは大きな間違いだとわかっています。

春先などの時期になると、「デトックス」を目的に断食(ファスティング)やジュースクレンズなどに挑戦される方が増えますね。

一時的な胃腸のお休みとしてなんとなくスッキリする感覚はあるかもしれませんが、
長期的にみた「毒素を排出する」というデトックスの観点から考えると、ちょっと待ってください!!とお伝えしたくなります。

実は、デトックスのための断食は、少し考えると長期にわたってはネガティブな結果を招いてしまいます。

ここでは、その理由について体のメカニズムの視点からさっくりお話ししたいと思います。

デトックスの主役は「肝臓」

体の中で解毒(デトックス)を担っているのは、ご存知の通り「肝臓」です。

体に溜まったゴミや、代謝の過程で出た不要なもの、さらには環境からの毒素などを
無害な状態に変えて外に出してくれるのが肝臓の働きです。

しかし、ここでとても重要な事実があります。

この「肝臓がちゃんと解毒機能を発揮するため」には、なんと、
めちゃくちゃたくさんの「糖」と「栄養」が必要なのです!

Peat博士が指摘する「肝臓のエネルギー」

Ray Peat博士の文章にも、この肝臓のデトックス機能の仕組みについて明確に書かれています。

博士によれば、肝臓が毒素を処理し、無毒化して排出するというプロセスには、
膨大なエネルギー(糖)と十分な甲状腺ホルモン、そして良質なタンパク質などの栄養素が不可欠です。

十分な量の「糖」や栄養が肝臓にストックされていて初めて、
肝臓はその素晴らしい本来のデトックス能力を発揮できるようになるのです。

断食(エネルギー不足)が及ぼす影響

では、デトックスのためにと「何も食べない」断食をするとどうなるでしょうか?

体に入ってくる糖や栄養が途絶えると、肝臓のエネルギーはあっという間に枯渇してしまいます。
肝臓はエネルギー不足に陥り、解毒するためのエンジンを回せなくなってしまうのです。

さらに、エネルギー不足の危機を感じた体はストレスホルモンを分泌し、
筋肉を分解したり、脂肪を遊離させたりして、なんとかエネルギーを作り出そうとします。
このストレス状態自体が、肝臓や甲状腺の働きを大きく低下させてしまいます。

結果として、肝臓は毒素を処理できなくなり、本来出されるべきゴミが体内に長居することに……。
デトックスのために始めた断食が、むしろ解毒できない体を作ってしまうという皮肉な状態になってしまうのです。

本当のデトックスとは?

もし「ちゃんとデトックスできる体」を作りたいのなら、やるべきことはエネルギーを「抜く」ことではありません。

肝臓がフル回転できるように、十分な糖(エネルギー)と、ミネラルやビタミン、良質なタンパク質を「与える」ことです。
豊かな栄養と糖で満たされることで、肝臓は初めてしっかりと機能してくれます。

代謝を上げるということは、つまり「肝臓の処理能力を最大化すること」でもあります。

「抜く」のではなく「満たす」アプローチで、本物のデトックスができる体を目指していきましょう!

今日も美味しいエネルギーを、しっかり体に届けてあげてくださいね。

代謝高く、軽やかな一日を。


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「代謝が高い」は痩せやすいことではない。知っていれば一生モノの「代謝と健康の真実」

以前、お肌のトラブルをテーマに書いた時、「本当に目からウロコでした!」「洗顔フォームやめてみました!」というメッセージをたくさんいただきました。
読んでくださって、ありがとうございます!

さて、今日は少し大きなテーマでお話ししたいと思います。
私たちのコミュニティでもよく使う「代謝(メタボリズム)」という言葉。
世間でも「代謝を上げましょう!」とはよく言われますが…あなたは「代謝」ってそもそも何だと思いますか?

「汗をかきやすいこと?」
「太りにくい体質のこと?」

実は、生化学において「代謝」とは、もっともっと深くて、私たちの「生きる力そのもの」なんです。
今日は、知っていれば一生モノになる、代謝と健康の根本的な真実をお伝えしますね!

1. 代謝=「細胞のエネルギー工場」の稼働率

「代謝が高い」というのは、単に痩せやすいということではありません。
私たちの体は、約37兆個の細胞でできています。その一つ一つの細胞の中にある「エネルギー工場(ミトコンドリア)」が、どれくらい活発に動いて、私たちの活動エネルギー(ATP)を生み出しているか。

これこそが、「代謝」の正体です。

エネルギーがたっぷり作られていると、体はポカポカ温かくなります。
髪はツヤツヤになり、肌のターンオーバーは正常に働き、胃腸はしっかりと食べ物を消化し、心は穏やかでドーパミンや幸せホルモンが満ち溢れます。

逆に代謝が落ちると…?
体温は下がり、冷え性になり、髪は抜け、肌は乾燥し、ちょっとしたことでイライラしたり、不安になったりします。
そう、あらゆる不調の根っこは「代謝の低下(エネルギー不足)」にあるんです。

2. なぜ、世間の「健康法」で代謝が落ちるのか?

ここで、多くの方が陥る罠があります。
「健康になりたい」「痩せたい」と思って、私たちがよくやってしまうこと。

・糖質制限(お米や果物を抜く)
・ファスティング(朝食を抜く、極端な空腹を作る)
・過酷な運動

実はこれらすべて、細胞からすると「大変だ!エネルギー(糖)が入ってこないぞ!飢餓状態だ!」という強烈なストレス(緊急事態)なんです。
すると体は、生き延びるためにアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンを出して、自らの筋肉や組織を壊してエネルギーに変えようとします。
そして、「これ以上エネルギーを無駄遣いしないように」と、工場の稼働率をギリギリまで落とします。

これが、低体温であり、低代謝です。
良かれと思ってやっていた「制限」が、自分で自分の代謝ブロックを作ってしまっていたんですね…。
顎が外れそうなくらいびっくりしませんか?

3. 代謝を高く保つための「たった一つのシンプルな答え」

それは、細胞という工場が「安心してエネルギーを作れる環境」を整えてあげることです。

私たちが目指す「プロメタボリック(代謝を促進する)アプローチ」の答えは、とてもシンプルです。
細胞のエネルギー工場が喜ぶ「安全なエネルギー源(糖)」と「栄養」を、ストレスなく、絶え間なく届けてあげること。

✔ 恐れずに、良質な「糖(デンプンやフルーツ)」を摂る
✔ 砂糖やフルーツを悪者にしない
✔ ストレスホルモンを出さないために、こまめに栄養を補給する
✔ 十分な睡眠と、安心できる環境を作る

長年「制限」を頑張ってきた方は、最初は糖を摂ることに恐怖心があるかもしれません。
でもね、それって本当なのでしょうか。
私たちの体は、食べたものを燃やしてエネルギーに変えるようにデザインされています。

低体温な方は、伸びしろ沢山あるな、って思っておいてくださいね!
一歩一歩、進んでいけば必ず細胞は応えてくれます。

食べて整える。食べて代謝を上げる。食べて、自由になる。
これが、私たちが一生使える「代謝と健康の真実」です。

体は毎日変化していきます!
何かの参考になったら嬉しいです!


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その夏バテ、「代謝クラッシュ」かもしれません。だるさ・やる気の出なさは体の省エネモードのサイン

これは、あっつい夏のお盆を過ぎた頃の話です。

少し過ごしやすくなってきた感覚でしたが、
まだまだ、長崎はあっつかったです。講座生の方とカウンセリングで話ししていると、
汗をかきやすくなった〜!というお声が多かったです。

エネルギーをつくる時には必ず「副産物」として熱が発生します。

なので、代謝が活発になるほど、体は“発熱装置”としてもしっかり稼働している状態になるのですが、体はもちろん体温が上がりやすくなるのは良いけど、上がりすぎると危険なので、更に動いたりして体温が上がることをした場合、放熱システムを発動します。

その代表が発汗ですね。甲状腺ホルモンがしっかり働きだすと、平熱が高くなり、より汗をかきやすいようになるというわけです。

一方で、甲状腺機能低下症の人は代謝が落ちて熱を生みにくく、汗をかきにくい傾向がありますね。

夏バテは「当たり前」ではない

さて、さて、そんな夏の中盤を過ぎて、、、となると、暑さマックスなのから少し和らいでホットもするのだけど、「なんだか体がだるい」「朝からやる気が出ない」「食欲がわかない」…

こんな“夏バテ”の声が増える時期でもあるなあ、とおもっています。
でも、夏バテって、「毎年なるものだから」、って「当たり前」なことではなくって、

その背景にはただの暑さ負けではなく、体の代謝がクラッシュしているサインが隠れている状態なのです。

では、代謝クラッシュとは何でしょう?

私たちの体は「熱をつくり、エネルギーを燃やす」ことで活動しています。

この働きの中心にあるのが甲状腺ホルモンです。

・甲状腺ホルモンは「体のエンジン」
・エネルギーを燃やして体温を保つ
・疲労回復や気分の安定にも関与

ところが、暑さや寝不足、栄養不足、または栄養取っていても、結局はATP(エネルギー)生産不足が続くと、体は「これ以上エネルギーを使うのは危険」と判断し、代謝を下げてしまいます。これが “代謝クラッシュ”とお伝えしていること。

夏バテと代謝の関係

・冷房での冷え/外気との温度差 → 調整するのに、自律神経を使います。エネルギー不足だとここが乱れ、代謝にブレーキ
・食欲不振で糖質・タンパク質不足 → 甲状腺ホルモンが材料不足で働けない
・睡眠不足 → ホルモン全般が乱れ、疲労が回復しにくい

結果として、甲状腺機能低下に似た症状が出ます:
・だるい
・やる気が出ない
・体温が低め
・むくみやすい
・気分の落ち込み

「夏バテだろう」で済ませてしまうと、実は体は“省エネモード”に入っている可能性があります。

回復のためのポイント

① 栄養を意識的に補う
冷たい麺類ばかりでなく、卵・肉・乳製品などタンパク質を意識して。ビタミンB群も代謝に不可欠です。

② 冷えすぎに注意
冷房の効いた部屋では一枚羽織る。温度差ストレスを減らす。

③ 睡眠の質を整える
寝る前のスマホを避け、深い眠りをとることで体の回復をサポート。

④ 甲状腺のケアを意識する
海藻類(ヨウ素)は多すぎても少なすぎてもNGです。魚介類(PUFAすくないものを!)、適度な亜鉛など、甲状腺ホルモンの材料になる栄養素を。

夏バテを「仕方ない」で片付けると、秋以降に疲れが長引いたり、気分の落ち込みに繋がることもあります。

(気分の落ち込みも代謝低下ですよね!!)夏は「代謝クラッシュ」のサインを見逃さず、体のエンジンを守るケアを意識してみてくださいね。


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