不妊治療を経て、自然妊娠。「脳が安心する」と体に起こること

ここでは、ある実践講座生の方とのカウンセリングで、とても嬉しくて、そしてあなたにもぜひ知ってほしい「体の変化」についてご報告させてください。

実はこの講座生の方、これまで不妊治療を経験された方なのですが、プロメタボリックのアプローチを通して……なんと自然妊娠をして、その時しっかり安定期を過ごしておられました!

本当におめでとうございます^^このご報告を聞いた時は、本当に本当に嬉しかった!

そして、上のお子さんの「ママ、もうすぐ(弟か妹が)来るよ」という言葉のあとに、全く不妊治療もしていなかったのに、本当に命を授かったというエピソードをお聞きしたのですが、私も鳥肌が立つほど感動しました。

この素晴らしい結果は決して偶然ではありません。ちゃんとメカニズムがあるのです。

カウンセリングで血液検査のデータを一緒に見ていくと、彼女の体がどれだけ「ストレスモード」から「修復・生殖モード」へとシフトしたかが、数値としてくっきりと表れていたんです。

1. なぜ「糖」が重要だったのか?

この方の場合、大きな鍵となったのは「脳に十分なエネルギーを届ける」ということでした。

少し想像してみてください。
もし脳が「エネルギーが足りない(飢餓状態だ)」と感じたら、体はどうなるでしょうか?

生き延びるためにパニックになり、コルチゾールやアドレナリンといったストレスホルモンを大量に出して、無理やりエネルギーを作り出そうとします。
これがいわゆる「ストレス系で頑張っている状態」です。

脳が飢餓感を感じてストレスモードになると、生命維持に関わらない「生殖系のホルモン」の生産は後回しにされてしまいます。
また、脳が「脅威」を感じるため、ちょっとした刺激に対して免疫が過剰に反応し、アレルギーやカンジダなどの症状が出やすくなったりもします。

さらに驚くべきことに、脳に糖が足りない時、体は「血中の糖(血糖値)を上げて、なんとか脳に届けよう」と肝臓に指令を出します。
「糖質制限をしているのに高血糖になる」という話を聞くことがありますが、実はそれは「エネルギーが足りないから、脳が必死に血糖値を上げようとしている」サインなのです。

2. 脳が安心すると、すべてが逆回転し始める

彼女は、プロメタボリックの考えに基づき、必要な糖質や脂質、お塩をしっかりと日常に取り入れました。

純粋なエネルギーであるグルコースが脳に届くと、脳は「あ、十分なエネルギーがある!ここは安全だ!」と認識します。
すると、今までオンになりっぱなしだったストレスのスイッチが切れ、過剰な免疫反応や炎症が落ち着いていきます。
そして、ようやく体は後回しにしていたプロセス、つまり「生殖ホルモンを作る」という本来の健やかな働きを取り戻すことができたのです。

一緒にグルコースを摂り始めたというご主人も、
「今までいかに自分が糖不足だったかが分かった!」と、朝の目覚めの良さに驚かれていたそうです^^
ご家族みんなで元気に、穏やかに過ごせるようになるのは本当に最高ですよね。

3. 「だるい・休みたい」は治癒のプロセス

もちろん、長年ストレスホルモンで無理を効かせて頑張ってきた人が急に安心モードに入ると、最初は「すごく眠い」「だるい」と感じることがあります。
それは「もっと休んで、体を修復させて」という脳からの素直なメッセージ。
無理が効かなくなったのではなく、体の声を正しくキャッチして休めるようになった、という素晴らしい治癒のプロセスです。

この方のように、自分の体を信頼して、プロセスを信じて進んだ先に、こうして新しい命が宿ったこと。
そして「過去の自分のように不妊治療で悩む人の希望になりたい」と、カウンセラーの道にも興味を持ってくださっていたこと。

その優しさと力強さに、私も大きな勇気をいただきました。

私たちの体は、私たちが思う以上に賢く、正しい方向を知っています。
必要な栄養(エネルギー)を渡し、あとはその力を信頼してあげるだけですね。

今日からまた、こまめに自分に「エネルギー=安心」を届けてあげてくださいね。


この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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