緊張したまま食べると、むしろ体の負担に。「何を食べるか」より「どんな状態で食べるか」

急いでご飯を食べて、そのまま緊張する場に向かったことはありますか?

実は、それ……体にとってかなり危険な行動なんです。

以前、私自身がそれを体で証明してしまったことがあります。

その日は夜7時から、当時中1の娘の「部活保護者会」があって。
その前に急いで夕食を済ませて学校へ向かったんです。

保護者会が始まったら……お腹がしくしく。

「あ、消化不良だ」と即わかりました。

1. 緊張状態では、消化はピタッと止まる

結論から言います。

緊張しているとき、体の消化活動は完全にストップします。

理由は「自律神経」。

私たちの体は、緊張したとき(交感神経優位)に、こう判断するんです。

「今は戦うか逃げるかが最優先。胃腸に血液を送っている場合じゃない」

だから、胃腸への血流をカット。
消化活動をピタッと止めます。

どんなに体に良いものを食べても、緊張・焦り状態では栄養はほぼ吸収されません。
むしろ消化できないまま腸に流れ込むので、体への負担になってしまいます。

2. 「何を食べるか」より「どんな状態で食べるか」

急いで食べた保護者会の夜、私のお腹は正直に教えてくれました。

「体が交感神経モードのままで食べた食事は、消化できないよ」と。

私たちは普段、「何を食べるか」ばかりを気にしがちです。

でも、どんなに体に良いものを食べても、
体が「緊張・急ぎモード」のままでは、栄養は吸収されず、
かえって体の負担になってしまいます。

「何を食べるか」と同じくらい、「どんな状態で食べるか」を大切にしてほしいんです。

3. 食事の前にたった一つのこと

食事の前にまず、フゥーッと深く息を吐いてみる。

「あ、今私焦ってるな」と気づいてあげる。

それだけでリラックスモード(副交感神経)に切り替わり始めます。

自分の体からのサインには、ちゃんと意味があります。
あのしくしく痛んだお腹が教えてくれたこと……。

あなたの体も今日、きっとサインを送ってくれているはずです。


この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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