今日は、講座やカウンセリングでよくいただくご相談から、少し理屈っぽい話をさせてください。
肌荒れ、便秘、腸の不安定さ、イライラ——。
そういう症状について、日々思うことがあるんです。
結論から言います。
その症状、実は皮膚や腸そのものが原因ではないのです。
もっと大元、脳にこそ本当の原因があります。
「快適かどうか」は、脳にとって優先順位が低い
肌が荒れる。便秘になる。腸が不安定。イライラする。
こういう「快適かどうか」という感覚は、脳にとっての優先順位が、実はとても低いのです。
もっと生きるために大事なことが満たされて、初めて、体の余力がそこにまで行き渡る。
そういう仕組みになっています。
だから裏を返せば——。
症状が出ているときというのは、問題の本質が皮膚や腸にあるわけではありません。
もっともっと、脳の大元のところに問題があるのです。
脳のエネルギー不足は、2つのことが同時に起こしている
脳がエネルギー不足だから、症状が出る。
では、その脳のエネルギー不足は、何が起こしているのか。
実は2つのことが同時に起きています。
脳に行くエネルギーの供給が、制限されてしまっていること。
プラス、脳が不必要に多大なエネルギーを使ってしまっていること。
この「不必要に使ってしまう」部分。
これは、その人の考え癖だったり、閉じ込めてしまった感情だったりします。
パターンを書き換えるには、エネルギーがいる
正直に言いますね。
考え癖や感情のパターンを書き換えるのって、実はものすごく脳にエネルギーがいる作業なんです。
だから脳にエネルギーがないと、過去に持ってしまったパターンを検証することも、書き換えることもできません。
しがみついたまま、信じ込みを手放せない状態になるのです。
「自分の意思とは裏腹に、いつも同じ行動をしてしまう」
そんなご相談をいただくことがありますが、それはまさに、脳がパターンを固定化しているから起こることなんですね。
脳が自動的にパターン認識をして、それを繰り返させているだけ(自動で!)なんです。
脳なりの省エネ策が、エネルギー漏れを続けさせる
脳はエネルギーがない状態だと、パターンを棚卸しして、それが本当に正しいのかを検証して書き換える——ということをしません。
だって、そこには膨大なエネルギーがいるから。
だから、そのままルーチン化させてしまう。
これは、脳なりの省エネ策です。
でも、それによって、エネルギー漏れがずっと続く状態になってしまいます。
中心で起こっているのは、脳の回復
一緒に改善に取り組んでいる方たちを見ていると、こういう変化が現れます。
肌がスムーズになってきた。イライラしなくなってきた。腸が整ってきた。体温がしっかり上がるようになってきた。
こういう「表現型」の変化を、私たちはつい改善の数値として見てしまいます。
でも、そのとき実際に中心で起こっているのは、脳の回復なんです。
肌や腸は、結果として整っていく末端にすぎません。
皮膚をどうするか、腸をどうするか——そういう「枝葉」にフォーカスした話は、世の中にたくさんあります。
でも、本当の問題はそこじゃないんです。
問題の本質、脳のエネルギー不足を見ないままだと、本当の意味での改善は、なかなか起こりません。
脳にエネルギーを届けること
脳にエネルギーを届けること。
そこが、すべての土台になります。
そしてその燃料は、いつもお伝えしている通り、シンプルな糖です。
大切なのは、症状が出ている自分を責めないことです。
それは意志の弱さでも、努力不足でもありません。
ただ、脳にエネルギーが足りていないだけ。
燃料が届けば、脳は必ず応えてくれます。
今日も、あなたの脳にちゃんとエネルギーが届いていきますように。
この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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