いつも同じパターンで傷ついてしまうのはなぜ?境遇から抜け出せる人と抜け出せない人の差は「脳のエネルギー」

ここでは、ちょっと厳しいけれど、とても大事な話をします。

もしあなたが
「なぜか、いつも同じような人間関係で傷ついてしまう」
「必死に頑張っているのに、結局いつも同じ結果に戻ってしまう」
もしそんなループの中にいるなら、この話は、あなたの人生を左右するかもしれません。

ある時、「大変な環境で育った人」のお話を聞きました。

養護施設で育ち、転々として、大人になった。
頭痛とか他の持病もあり、アルバイトのために、大学を中退。。。

毒親、不遇な家庭、拭えないプレッシャー……。
人はそれぞれ、違う「初期設定」で生まれてきますよね。

でも、ここで疑問が出てきませんか?

同じようにしんどい「マイナス」の環境にいても、

・そこから抜け出し、自分の人生を歩き出せる人
・ずっと過去に囚われ、何年も、何十年も同じ場所をぐるぐるし続ける人

この「決定的な違い」は一体どこにあるのでしょうか?

1. その差は「根性」ではありません

ここ、私がしつこく、何度でも言いたいことですが、かなり重要だとおもっていること。

「抜け出せない自分」を責めるのは、今日で終わりにしてほしいのです。

この差は性格でも、意志の強さでもありません。

答えはシンプル。

【脳のエネルギー状態(ATP)】。

もう、これに尽きるのです。

2. 放置すると、人生のパターンは「骨格」のように固まります

少し、【脳のリアル】としての話をしたいとおもいます。

もし脳がエネルギー不足のままだと、私たちの脳は、生き延びるために「古いパターン」を使い回すしかなくなります。

すると……
・頭ではわかっているのに、また嫌な相手を選んでしまう
・挑戦したいのに、土壇場でいつもブレーキをかけてしまう
・何年経っても、同じ悩みのループから抜け出せない

脳はエネルギー消費を抑えるために、物事を「パターン化」して自動翻訳させてしまうのです。(はい!自動で!)

これ、放置すると本当に怖いです。
年単位、下手をすれば一生、この自動運転のループにハマり続けてしまう人も少なくありません。
ガソリンがない車を、無理やり根性で走らせようとしても、空回りが続くだけなんです。

3. 脳にエネルギーが戻ると、運命が動きだす

でも、ここが最大の「希望」なのです♪

私がなぜ(結構しつこく)代謝改善したほうが良いよ!!
脳にエネルギー入れたほうが良いよ!!

と伝え続けているか、というと、それが私達の運命を動かしてくれると思っているから。
それを私自身実感するし、講座生を見ていてもリアルにそう思います。

脳に十分なエネルギー(糖)が届くと、ようやく最高度の脳機能である「前頭葉」が働き始めます。

・「どうせ無理」から「やれるかもしれない!」へ、希望が湧く
・過去の苦しい記憶の「捕らえ方」が書き換わる
・今の自分を客観視し、違う選択肢を選べるようになる

この「希望を感じる力」自体が、莫大なエネルギー漏れを食い止める防波堤になります。
だからこそ、誰と一緒にいて、どんな情報を脳に入れるかということも、あなたの運命を左右するんですね。

4. 「いい話」を聞くだけでは、何も変わりません

でも「前向きになろう」と、いい話だけを聞いても、現実は動きません。

なぜなら、エネルギー不足だったら、すぐに現実に押し戻されてしまうから。

今のあなたに必要なのは、精神論ではなく、脳を動かすための実利的な「ガソリン」です。

5. このまま「今までと同じ人生」を繰り返しますか?

正しい方法でエネルギーを入れると、
「あれ?なんかいつもと違うかも」
という静かな変化が、細胞レベルで始まります。

ここで勇気を持って変えないと、脳はまた、慣れ親しんだ「苦しいパターン」へと引き戻されてしまいます。

その境遇をお話してくださった方には、とりあえず、これをして!!って話をしたのですが。
とりあえず、できることをしてくれたらな…と祈るような気持ちになりました。


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慢性的な疲れやイライラは、体の「雨漏り」。根本から直すために必要な「エネルギー予算」の話

これは、雨降りの長崎での、ある日の話です。

その頃、夫の仕事関係で、新しく古民家を触ることになりそうでした。

実際に現場で作業をするのは夫だったのですが。

その際、私はふと「古い家の雨漏りというのはどうなるのだろう?」と、いろいろと考えてしまっていました。

もし予算が「1,000円」しかなかったら

実はこのお話、私たちの「体」にも全く同じことが言えます。

ここでお伝えしたい結論は、これです。

あなたが抱えている慢性的な疲労やイライラは、体の中で起きている「雨漏り」なのです。

もし、あなたのお家の屋根が雨漏りしていて、さらに窓ガラスも割れているとします。

あなたはどちらを先に直しますか?

普通なら、家全体が腐ってしまう「雨漏り」を真っ先に直したいはずです。

しかし、もし手元に「1,000円」しか予算がなかったらどうでしょうか。

屋根を直すにはお金が足りません。

とりあえず1,000円で買えるテープで、窓のヒビを塞ぐしかありません。

そんな「目先の応急処置」で精一杯になってしまいませんか?

体の中でも、同じことが起きている

実は、私たちの体の中でも、これと全く同じことが起きています。

例えば、肌荒れ、生理不順、イライラ、抜けない疲労感などです。

本当は根本から直したいはずです。

しかし、体の中に「エネルギー」つまり「糖」という予算が足りないとき、脳は一番大切な屋根の修理を後回しにしてしまいます。

とりあえず今日を生きのびるための、最低限のやりくりにエネルギーを回してしまうのです。

低代謝の状態というのは、まさにこの「銀行残高が底をついている」状態です。

ストレスホルモンという名の「借金」をしながら、なんとか家計を回している状態なのです。

自分を責める前に、予算を増やす

もしあなたが今、抜けない不調に悩んでいるのであれば。

それは決して、あなたの「頑張り」が足りないからではありません。

体を根本から直すための「エネルギー予算」が足りていないだけなのです。

根性で応急処置を繰り返すのは、もう終わりにしましょう。

まずは細胞が心から安心できるだけの「糖」という予算を、体にたっぷりと渡してあげてください。

エネルギーの銀行残高が増えれば、体の「雨漏り」は必ず直っていきます。

自分を責める前に、まずは「予算を増やす」ことを意識してみてくださいね。


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誰かが褒められると凹むのは、性格のせいじゃない。「ヒス構文」と脳のガス欠の関係

ある時、SNSである話題が盛り上がっていました。
「同じ空間で誰かが褒められていたら、勝手に劣等感を感じてしまう」

これ、あなたはわかりますか? それとも「えっ、どういうこと?」って思いますか?

実はこれ、一時期子どもたちの間で言われていた「ヒス構文」と、脳のエネルギー代謝の話が密接に関わっているんです。

1. 「ヒス構文」に見る、劣等感のカラクリ

「ヒス構文(ヒステリック構文)」って、私も子どもたちから教えてもらったのですが……。
相手は別に悪く言っていないのに、言われた側が勝手にネガティブ変換をして、最後はなぜか相手を責めてしまう独特の論理展開のことです。

例えば、こんな感じです。

【夫】:「今日の会社の社食ハンバーグ、すごく美味しかったんだよ!」
【妻(ヒス構文)】:「ああ、じゃあ私のハンバーグは不味いってことね。私は毎日一生懸命やってるのに、結局無駄だったんだ。もう二度と作らない方がいいよね!」

…いかがでしょうか?(笑)

客観的に見ると「そこまで飛躍する?!」と驚きますが、実はこれ、私たちの心の中で無意識に起きている「比較の病」と同じなんです。

2. 脳がガス欠になると、世界は「敵」に見える

なぜ私たちは、誰かの称賛を「自分の否定」として受け取ってしまうことがあるのでしょうか。
それは、性格の問題ではなく、実は【脳のエネルギー不足】が原因であることが多いのです。

私たちの脳、特に冷静な判断や感情を司る「前頭葉」は、非常にエネルギーを消費します。
もし、糖代謝が回らず脳がエネルギー(糖)切れを起こすと、脳は「サバイバルモード」に切り替わります。

エネルギーが足りない脳にとって、冷静な分析はコストが高すぎて維持できません。
すると、脳は最も原始的な「防衛本能」を優先し、本来なら自分とは関係のない「誰かが褒められた」という情報を、自分を脅かす「敵(攻撃)」として誤認してしまうのです。そして、脳はパターン化させて省エネしているので、このヒス構文にハマっている人は、いろいろな出来事から脳は自動翻訳して、その人にヒス構文を起こさせる思考に持っていくのです。(自動で!)

3. 精神論の前に、エネルギーを注ごう

「誰かが褒められた=相対的に自分の価値が下がった=生存が危うい!」
脳のエネルギーが切れていると、こんな極端なロジックが瞬時に回路を駆け巡ります。これがヒス構文の正体です。

つまり、誰かと比べて落ち込む人というのは、心が狭いからではなく、脳が「お腹が空きすぎてパニックを起こしている」だけかもしれません。

「もっとポジティブにならなきゃ」と精神論で頑張る前に、まずは脳にたっぷりエネルギーを届けてあげてください。

モヤッとしたら、まずは一口、甘い蜂蜜やフルーツを。そうすると自動モードでネガティブ発動だった脳が、エネルギーを使って、「それが本当はどういう意味なのか」を理解しようとし始めます。


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血液データは改善しているのに「眠気」が強くなる本当の理由。そのだるさは回復が始まったサインです

あるクライアントさんとの初回カウンセリングを行っていた時のことです。

ご自身でプロメタボリックアプローチを学び、一生懸命に食事や糖の摂取を実践されてきた方で、その時、最新の血液データを見せていただきました。

すると、以前は低下していた「肝臓を動かす数値」が正常化し、少しずつエネルギーが作れるようになってきているなど、体の中で確実に素晴らしい改善が起きていることがデータから読み取れたんです!

ただ、そんな素晴らしい変化の裏側で、ご本人はこんなふうにおっしゃっていました。
「最近、なんだかすごく疲れを感じやすかったり、眠気が強かったりするんです」

「体に良いことをして、確実に回復してきているのに、どうしてしんどく感じるの!?」
と不安に思われるかもしれませんが、実はこれ、体が本当の意味で根本から回復し始めている「大成功のサイン」なのです。

1. なぜ、回復しているのに「疲れ」を感じるの?

現代の多くの女性は、無意識のうちに「隠れ飢餓状態」になっています。
細胞のエネルギー(糖)が足りていないと、体は「アドレナリン」や「コルチゾール」というストレスホルモンを分泌して、無理やり体を動かそうとします。

実は、このホルモンのおかげで、私たちは「空元気」で頑張れてしまうんです。
体に鞭を打って、戦闘モードで走り続けている状態ですね。

しかし、プロメタボリックアプローチによってしっかりと糖や栄養が満たされてくると、体は「あ、もう無理して戦わなくていいんだ!」と安心し始めます。

今まで自分を支えていた「ストレスホルモンという無理やりの杖」をついに手放し、戦闘モード(交感神経)から、リラックスモード(副交感神経)へと切り替わります。
その結果、これまでアドレナリンで麻痺して隠れていた「本来の深い疲れ」が、強い眠気やだるさとしてドッと表に出てくるのです。

2. 安心して「休むこと」が最高の治癒になる

私たちの体は、副交感神経が優位なリラックスモードの時にしか、細胞の修復や回復を行えません。

つまり、「あぁ、私すごく疲れていたんだな。眠いな」と体の声を感じられるようになったのは、体が安心しきって、本気で治癒プロセスに取り組めている素晴らしい証拠なのです。

もし、あなたがこれからご自身の体を労わっていく中で、ふと強い眠気や疲れを感じることがあっても、「やり方が間違っているのかな?」「悪化したのかな?」と心配しなくて大丈夫ですよ。

「あ、順調に治り始めているサインなんだな」
と体を信頼して、どうかその時はたっぷり休ませてあげてくださいね。

体は絶対に、あなたのサポートに応えてくれますよ。


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「ごめんなさい」「いいよ」が言えるのは脳のエネルギー次第。イライラや許せない気持ちは性格のせいではありません

これは、5人の育児に加えて来客もあり(姉と姪っ子が泊まりに来ていたのですが)、少しお疲れ気味だった日の出来事です。

ワンオペで子どもたちを連れ、家から30分ほど先のイオンへ車で向かっていた時のことでした。

運転しながら「耳学」をしていたせいで、少し注意が散漫になっていたのだと思います。ふと気づくと、なんだか変な道に入り込んでしまい、いつものルートから外れてしまっていました。

「あれれ〜?」なんて思いながら走っていて、イオンの駐車場へと曲がる角が定かではなかった私の不安定な運転のせいで……なんと、後ろから来ていた車とぶつかりそうになってしまったのです!(驚!)

もちろん、後ろの方は急ブレーキを踏みつつ、大きくクラクションを鳴らされました。間一髪でぶつかることはなかったのですが、もう、こればかりは完全に私が悪い。(本当にごめんなさい!)

その後、なんとかイオンの駐車場に入ったのですが、驚いたことに、その車も私と全く同じエリアに入ってこられたのです。そして、私が進む方角へ、ピタリと一緒に進んでこられます。。。

「あああ〜〜怒っているのかな?そりゃ怒るよね。。。」

と冷や汗をかきながら車を停めると、その方も少し離れた場所、でもこちらがバッチリ見える位置に車を停められました。

「これは一言、ちゃんと謝らなきゃ!」

そう思った私は、子どもたちを降ろすより先に車から飛び出し、その方の車へと走り寄りました。

「先ほどの、後ろの車の方ですよね?」と声をかけると、
「ああ〜」と、少し探るような感じのお返事。

私は間髪入れずに、「本当にすみませんでした!!!!!」と深々と頭を下げました。

すると男性は、「あああ〜、よかよか!!!!」と言って、車の後部座席を覗き込み、乗っていたお子さん?の方を向いて何やら話しかけていらっしゃいました。

ホッとしつつ、「本当にすみませんでした!」ともう一度お伝えして、私はその場を立ち去りました。

これ、、、もし私がすぐに謝りに行かなかったら、その方は「一言文句を言ってやろう!」と待ち構えていたのかもしれないな、と思います。

でも、私がためらわずに謝罪に向かったことで(本当に申し訳ないとめちゃくちゃ反省していたので)、相手の方もコロッと気持ちを切り替えてくださったのかもしれません。

私は注意散漫だったけれど、それでも「すぐに謝ろう!」ととっさに動ける“脳のエネルギー”が残っていて本当によかったなああ〜〜〜〜と、心から思ったのでした。

この頃、脳の勉強をするにつけ、すべての司令塔である「脳」の状態を意識するようになっていました。

結局、円滑な人間関係は、お互いに「脳のエネルギー」があって初めて成り立つものだと実感しています。

1. 「心の広さ」ではなく「代謝」の問題

私たちは日常の中で、ついイライラしてしまったり、自分の非を素直に認められなかったり、あるいは他人の小さなミスを許せなかったりすることがありますよね。

これは「性格の問題」や「心の狭さ」として片付けられがちですが、実はもっとシンプルで物理的な理由が潜んでいることが多いのです。

それが「脳のエネルギー不足(代謝の低下)」です。

脳は、私たちの体の中で最もエネルギー(グルコース)を消費する器官です。エネルギーが十分に満ちている時、脳は「安全モード」で機能し、周囲を思いやる余裕、共感力、状況を客観的に判断する力、そしてこの時のように「理性的かつ素直に行動する」ことができます。

2. サバイバルモードでのコミュニケーション

しかし、ストレスや疲労、栄養不足などで脳のエネルギーが枯渇してくると、脳は「サバイバルモード(生存競争モード)」に切り替わります。

サバイバルモードの脳は、とにかく自分を守ることで必死になります。
・相手の行動を「攻撃」だと認識しやすくなる
・自分の非を認めるのが「負け」や「生命の危機」のように感じて防衛的になる
・感情のコントロールが効かず、怒りや不安が爆発する

もしあの日、私の脳が完全にエネルギー切れのサバイバルモードだったら、「あんなにクラクション鳴らさなくてもいいのに!」と逆ギレしたり、怖くて車から降りられなかったりしたかもしれません。

そしてもし、相手の男性の脳がエネルギー切れだったら、私の謝罪を受け入れられず、怒鳴り散らしていたかもしれません。

「ごめんなさい」と言えること。
「いいよ」と許せること。

これらは決して当たり前のことではなく、お互いの脳に豊かなエネルギー(糖がしっかり代謝され、ATPが生み出されている状態)があって初めて交わせる、とても高度なコミュニケーションなのです。

3. 最高の人間関係円滑化スキルとは?

最近、パートナーや子どもへのイライラが止まらない。
どうしても素直になれない。
他人の言動がいちいち気になって許せない。

そんな風に感じている時、自分を責める必要はありません。それはあなたの性格が悪いのではなく、単に「細胞レベルでのエネルギーが枯渇しているサイン」だからです。

心の余裕は、体のエネルギーから。

だからこそ、日々の食事でしっかりと代謝を回し、脳に十分なエネルギーを届けてあげることが、一番の「人間関係円滑化スキル」だと私は思っています。

あなたには今、素直に「ごめんなさい」や「ありがとう」と言える、脳のエネルギーが残っていますか?

体の回復は、人間関係の回復にも必ず繋がっていきます。
ぜひ、ご自身のエネルギー状態を意識してみてくださいね。


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長年の不調で「もう何を信じればいいかわからない」あなたへ。生化学が不安を「安心」に変える理由

ある日の午前中、嬉しい報告がありました。
「7日間チャレンジ」のフォローアップセッションを行っていた時のことです。

お話しさせていただいた方は、なんと7〜8年もの間、その体調不良に苦しんでおられました。
ずっと解決策を探し続けてきた中で、私のインスタのリール動画が目に留まったそうです。

『夜中に目が覚めるのは、脳のエネルギー不足。
燃料切れを起こした体が、無理やりアドレナリンを出して起こしているんですよ!』

この内容に、「これだ!」とピンときて申し込んでくださったとのこと。
その日のセッションでは、抱えていた疑問に一つずつお答えしていったのですが、
「これからがすごく楽しみです!」と、本当に晴れやかな表情で語ってくださいました。

お力になれたことが嬉しくて、私自身もとても心が温まる時間でした。

1. 「常識」の逆を行く驚きと、納得感の力

私がお伝えしている「プロメタボリックアプローチ」は、
世の中で一般的に言われている『栄養療法』とは、時には真逆のことをお伝えします。

「えっ、糖質を摂っていいの?」
「野菜ファーストじゃなくて大丈夫?」

最初は驚かれる方も多いです。
でも、それを「生化学(体の仕組み)」から丁寧に説明すると、
「なぜそうなのか」という理由がストンと腑に落ちます。

たとえ世間の常識と違っていても、自分の体の中で起きていることが科学的に理解できれば、
人は「安心して」進めるようになるのです。
不安を「安心」に変えるのは、根性でもポジティブシンキングでもなく、「正しい知識」です。

2. 私は「点と点」をつないでいるだけ

私がこうして自信を持ってお伝えできているのは、私が特別な能力を持っているからではありません。

私の先人である博士たちが、何十年も前から訴え続けてきた膨大な研究成果があるからです。
そして、それを実践し、実際に人生を変えてきた世界中の人たちが今この瞬間も存在しているからです。

私自身も博士たちの理論を必死で学び、生化学の知識を深めていく中で、
バラバラだった知識という「点」が、一つの大きな線としてつながりました。
「このやり方は正しい」という大いなる納得感と感動、そして、これを知らないと本当にヤバい!という危機感が、私の発信の原動力になっています。

3. 言語の壁を超えて、本質を届けたい

残念ながら、日本の栄養情報は世界から取り残されています。

アメリカやヨーロッパではすでに主流になり、実践者が増えている内容であっても、
日本には「言語の壁」があり、本質的な情報はなかなか届きません。
そもそも「そんな考え方があるなんて想像もできない」という方が、まだまだ多いのが現状です。

だからこそ、私はその壁を壊したいと思っています。
難解な英語の論文や理論を、誰にでもわかる言葉に変えて、
かつての私と同じように暗闇の中にいる方へ届けたい。

それが、私の使命だと思っています。

プロメタボリックアプローチに「脳の機能改善」という視点が加わってから、本当に、何段もレベルアップした感じがしています。
脳がエネルギー不足だと、私達は血糖値が上がるし、免疫が異常行動になるし、腸は動かなくなるし、思考はパニックになるし、不安感がでるし、ネガティブになるし、物忘れはするし、集中力はなくなるし、やる気は出ないし、自己信頼がなくなるし、、、、色々な不調がでてくるのです。
だから、本当にお伝えしたい。
あなたの不調は、あなたのせいではないのです。
エネルギー不足なだけですよ!と。

もしあなたが、長年解決しない体調不良に悩んでいて、
「もう何を信じればいいのかわからない」と感じているなら。

どうぞ、ご自身の「体の中で起きていること」を知ることから始めてみてください。
生化学の視点で見れば、あなたの体に起きている不調は、
あなたを苦しめるためのものではなく、懸命に生き延びるための「叫び」だとわかるはずです。

一緒に、その声に耳を傾けていきましょう!


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夜中に感情が爆発するのはなぜ?「脳の予算不足」と、回復し始めたからこそ起きる心の大掃除

ある日、身内の行事で少し緊張する場面がありました。
社交的な場で、周囲を気遣い、自分でも「今日はうまく振る舞えた」と思っていたんです。

ところが、その夜。
家に帰ってホッとしたはずの深夜に、家族に対して猛烈な怒りと悲しみが爆発してしまいました。
「なんであんな態度をとったの!」「私のことなんて、どうでもいいのね!」と。

昼間はあんなに冷静でいられたのに。
以前よりさらに、脳への栄養(グルコース)を意識して、心も体も安定してきたはずなのに。
なぜ、こんなに激しい感情に飲み込まれてしまったのか?

ここでは、その「感情が爆発するメカニズム」について、私がこの体験から得た、
とても重要で、救いになる「脳の真実」をシェアさせてください。

1. 「正しい認識」には、膨大なコストがかかる

脳にとって、思考は「経済」です。

「相手のあの態度は、私を軽んじているわけではない」
「私の価値は、誰に何をされても1ミリも揺るがない」

こうした「真実に基づいた正しい認識」を選ぶことは、脳にとって非常に「高級な、高コストな作業」です。
実行するには、たっぷりの燃料が必要です。

一方で、
「私は大切にされていない」「私なんて居場所がない」
といった「古くてネガティブな思考パターン」は、脳の中にすでに太い高速道路ができあがっているため、ほとんど燃料を使わず、オートマチックに再生されます。いわば「激安の思考」です。

私が昼間、平気なフリをして「正しい認識」を保てたのは、燃料がまだあったからです。
しかし深夜、燃料が底をついた時、私の脳は「高価な思考」を維持できなくなり、強制的に「激安のネガティブ思考」へと逃げ込んでしまいました。

深夜の爆発は、私が未熟だから起きたのではありません。
「脳の予算不足」が引き起こした、防衛反応なのです。

2. 回復し始めたからこそ、感情が激しくなる

「栄養を摂り始めてから、かえって感情が激しくなった気がする」
もし、そう感じている方がいたら、どうぞ安心してください。

それは、あなたの脳が活力を取り戻し、「人生の大掃除(リフォーム)」に着手した証拠だったりします。

燃料が足りなかったこれまでのあなたは、心の中にある「古いゴミ(誤った思い込み)」を処理するエネルギーさえありませんでした。だから、麻痺させて、無視して、ただ生き延びるのが精一杯だったのです。

でも今、燃料が供給されたことで、あなたの脳はこう判断したのです。
「今のあなたなら、このゴミを片付けられるはずだ」と。

脳があなたを信頼したからこそ、長年放置されていた「怒り」や「悲しみ」というゴミが、表層に浮かび上がってきているのです。今の感情の波は、あなたが「真実」へと一列に並ぶための、ポジティブな工期に他なりません。

3. 「ガソリン」と「ハンドル」をセットで

感情を安定させるには、「燃料(グルコース)」が必要です。
でも、それだけでは不十分なこともあります。

グルコースは「脳というエンジンを動かすためのガソリン」ですが、
認識の調整は「その車を正しく導くためのハンドル操作」です。

ガソリンだけを増やして、古いハンドル操作(私は価値がない、という思い込み)のままでいれば、車はより強力なパワーで、間違った方向へと突っ込んでしまいます。

だからこそ、私たちは「栄養を摂ること」と同じくらい、
「私の価値は、外部の状況では一切変わらない」という真実を、
一つ一つ自分に教えてあげる作業(アラインメント)が必要なのです。

あなたは、感情を爆発させてしまった後、自分を責めてしまうことはありませんか?

もしあれば、まずは温かい飲み物と糖分を摂って、こう自分に言ってあげてください。
「燃料が切れるまで、よく頑張って正しくあろうとしたね」
「今、脳が一生懸命リフォームをしてくれているんだね」

怒りはダメなものでも、失敗でもありません。
それは、あなたが自分自身の「最高の価値」を取り戻していくための、大切なデータなのです。

一緒に、その「大掃除」を進めていきましょう。


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トゲのある一言、「フレネミー」の正体は脳のエネルギー不足。振り回されないための距離のとり方

これは「ある言葉」から考えさせられた、脳のエネルギーと心のあり方についてのお話です。

実は、もうすぐ中学生になる娘の制服を、遅ればせながら町のお店に受け取りに行った時のこと。

1. 「フレネミー」という言葉の鋭さ

町の小さなお洋服屋さん。そこは、地域のご年輩の方々の「たまり場」のようにもなっていました。
私と娘が制服を受け取りに行くと、お店の方と二人の女性が奥の方でお茶を囲んでお話しされていて。

私たちはその方々の目の前で店員さんとやり取りをすることになったのですが、最初、お一人の女性が「こんな若い子が、この店に何の用かしら?」と、なんとも怪訝そうな、冷ややかな視線を送ってきたのです。

やり取りが進み、中学校の制服を引き取りに来たのだと気づくと、
「あら、中学生になるとね?」と娘に話しかけられました。

娘が「はい…」と答えると、
「そんな風には見えんねえ(笑)」と一言。
娘は苦笑いするしかありません。

「お会計、85,050円です」と店員さんに言われ、お支払いをしていると、さらに追い打ちをかけるようにその女性が言いました。

「あんた、大きくなったら、しっかり稼いで、親に返さんばよ!」

その時点で娘はもう、その方の方を見ることなく、返事もしない状態になっていました(笑)

お店を出た後、娘がポロンとこぼした言葉が印象的でした。

「私、ついこの前、もうランドセル背負っているのが不自然なくらい(大きく)なったね!っておばあちゃんに言われたのに、今日は中学生に見えん、って言われた(涙)」

「ああいう人は、どんなことでもマイナスにしか言わないから、あなたがどうこうじゃないよ」となだめていると、娘が一言。

「それ……『フレネミー』やな」

フレネミー(Frenemy)。
「フレンド(友達)」と「エネミー(敵)」を組み合わせた造語だそうです。
「友達のふりをして近づいてくる敵」、あるいは「親しげに接しながら、チクリと攻撃してくる人」。

なるほど、現代の子供たちはそんな言葉で現象を捉えているのかと、その表現の鋭さに感心してしまいました。

2. 「不足感」の正体は、脳のエネルギー不足

なぜ、わざわざ他人の子供に対して、釘を刺したり、喜びを削ぐようなことを言ってしまうのでしょうか。

私は、その方の「心の状態」というよりも、根本的な「脳のエネルギーの枯渇」が原因だと思っています。

私たちの脳は、全身の中でも最もエネルギー(糖)を消費する臓器です。
そして、他者を思いやったり、未来をポジティブに捉えたり、広い視点を持つためには、相当な「脳のエネルギー量」を必要とします。

もし、脳のエネルギー代謝がスムーズに回っていなければどうなるでしょうか。

脳は「非常事態」だと判断し、まずは自分を守るために防衛本能を強めます。
視野は狭くなり、他人の幸せや成長を素直に喜ぶ「余裕」が失われます。

すると、自分自身の内側に「足りない」「満たされない」という【不足感】が慢性的に居座ることになります。
その不足感を埋めるために、自分よりもエネルギーに満ちた若い世代に対して「ダメ出し」をしたり、「批判」をしたりすることで、無意識にバランスを取ろうとしてしまうのです。

つまり、トゲのある一言は、その人の心の底にある「私は満たされていない」というSOSの裏返しでもあるのですね。

3. 丁寧に「交わらない場所」へ下がる

そんな「フレネミー」的な振る舞いに出会うと、どうしても残念な気持ちになったり、心がさざなみ立ったりするものです。

でも、こちらができる最善の策は、戦うことでも、相手を変えようとすることでもありません。

丁寧に、そっと、その方と「交わらない場所」へ下がること。

相手の言葉を自分の価値として受け取る必要はありません。
「ああ、この方は今、脳のエネルギーが足りなくて、世界が不足して見えているのだな」
そう客観的に捉えるだけで、自分を守るための境界線を引くことができます。

そして何より大切なのは、私たちは自分の脳と体に、たっぷりとエネルギー(糖)を満たしてあげること。

自分が満たされていれば、誰かに何かを言われても「そういうこともあるよね」と流せるし、他人の成長を「素晴らしいね」と心の底から応援できるようになります。

もうすぐ中学生になる娘には、
「世界にはいろんな視点の人がいるけれど、まずは美味しいものを食べて、自分のエネルギーをしっかり満たしておこうね」
そんな風に伝えた一日でした。

あなたの周りにも、もしチクリと言ってくる「フレネミー」が現れたら、それは相手のエネルギー問題。
ぜひ、甘い蜂蜜入りの紅茶でも飲んで、自分のエネルギーを優先してチャージしてあげてくださいね。


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何かを「当たり前」にしたいなら環境に身を置く|脳は周りの「ふつう」に自分を合わせていく

関西へ、2泊3日で出かけたときの話です。

目的のひとつは、勉強会に出ること。

仕事がどんどん煩雑になっていくなかで、AIに任せられるところは任せる、ということをやっていて、その効率化のために、もう一段学びを深めたかったのです。

もうひとつは、京都でお茶の学校をやっていて、2週間以上出張していた夫を訪ねること。

留守のあいだは、父がわざわざ福岡から長崎まで来てくれて、孫たちと3日間を過ごしてくれることになりました。

料理はたっぷり作って、これこれはいついつ食べて!と、冷蔵庫に入れて。

あとは、みんなで協力して頑張ってくれていたようです。

その勉強会の会場で、あらためて感じたことがあります。

20代と30代の中に、、、、

会場は、20代、30代の方がメインでした。

皆さんそれぞれ、いろんなお仕事をされている方たち。

その中に、私と、私のお隣の方。

実は私は52歳で、お隣の方は72歳。

私達の列が会場の平均年齢を上げていたのは間違いないのですが、

でもこのお隣の方が、もう、めっちゃ元気な方で、

本当に幅広くいろいろされていて、いい年の取り方をされている方だな〜と、話もすっかり盛り上がりました。

長崎から関西まで出てきていたのは、私くらいでしたけれども。

「ふつうの会話」の中に、知らない常識がある

その場にいて、いちばん強く思ったのは、これです。

何かを上手になりたいとき。

自分の中で、それを「当たり前」にしていきたいとき。

一番の近道は、その環境に身を置くこと。

その場で交わされているのは、特別な講義ではなく、ふつうの会話です。

でも、その「ふつうレベル」の中に、私が聞いたこともないことが、当たり前のように混ざっている。

その場にいなければ、その常識に触れることすらありません。

だから、自分の中でまだ達成できていないことがあるとき、それを一人きりで何とかするのは、やっぱりすごく難しい。

本を読んでも、動画を見ても、そこに書かれているのは「誰かが選んで、まとめたもの」です。

その人たちにとってあまりにも当たり前で、わざわざ言葉にされないことは、その場にいないと入ってこない。

環境の力って、本当に偉大だと思っています。

脳は、周りとずれると「エラー」を出す

これを、脳の側から見た研究があります。

2009年に『Neuron』に出た、オランダのドンダース研究所のグループの研究です(Klucharev et al., 2009)。

参加者に、たくさんの顔写真を見せて、魅力を点数で答えてもらいます。

答えたあとに、「ほかの人たち(集団)は、この顔をこう評価しました」という点数を見せる。

そして、そのときの脳の働きを、MRIで調べました。

すると、自分の評価が集団の評価とずれたとき、脳の中の2か所——前帯状皮質の前のほう(rostral cingulate zone)と、腹側線条体(ventral striatum)——に、ある反応が出ました。

それは、学習の研究で「予測誤差」と呼ばれている信号に、よく似た反応でした。

予想と現実がずれたときに出る、「あれ?ずれているよ」という合図です。

そしてこの反応が大きかった人ほど、あとで同じ顔をもう一度評価したとき、集団の評価に近づく方向へ、自分の判断を修正していました。

研究者たちは、集団の「ふつう」は、学習の仕組みを通して、私たちの判断を合わせさせている、とまとめています。

それどういうことかというと、

周りの「ふつう」と自分がずれていると、脳はそれを、ちょっとしたエラーとして受け取る。

そして、そのエラーを小さくする方向へ、自分を少しずつ調整していく。

これは、誰かに合わせようと意識してやっていることではありません。

脳が、勝手にやっていることなのです。

脳は「当たり前」に、一番労力なく合わせていく

以前、娘の計算の話を書きました。

8たす5が、くり返すうちに13にしか見えなくなる。

脳はくり返したことをパターンにして、エネルギーの無駄遣いを減らしている、という話です。

この話も、その続きだと思っています。

脳は、ひとつひとつを特別なこととして、毎回がんばって処理するよりも、

自分の水準の「当たり前」のところに、一番労力の少ない形で合わせていこうとします。

そして、その「当たり前」の水準を決めている大きなものが、周りの「ふつう」です。

毎日ふれている会話。

毎日見ている人の動き方。

毎日聞いている、何気ない言葉。

それが、くり返しになって、パターンになって、いつの間にか自分の「ふつう」になっていく。

だとしたら、

ひとりで「当たり前を変えよう」とがんばるのは、毎回ゼロから8たす5を手順で解こうとするようなものかもしれません。

その「ふつう」の中にいれば、脳は、勝手にそちらへ合わせていってくれる。

「当たり前を変える」って、よく言われますけれども、

それって、本当にこういうことなんだよな〜と、あらためて実感する旅でした。

だから、ひとつだけ気をつけたいこと

この仕組みは、両方向に働きます。

いい環境に入れば、その「ふつう」に引き上げられる。

でも、たとえば、

「糖はこわいもの」が当たり前の場所。

「疲れているのが当たり前」の場所。

「がまんするのが当たり前」の場所。

そこにずっといると、脳はやっぱり、そちらに合わせていきます。

それは、あなたの意志が弱いからではありません。

脳が、一番労力の少ない道を選んでいるだけなのですね。

そしてもうひとつ。

新しい環境に入って、ずれを感じて、自分を調整し直す——これには、それなりのエネルギーが要ります。

以前書いたとおり、パターンを作り直すのにも、エネルギーが要るのです。

だから私は、いい環境に身を置くことと、脳にちゃんと燃料を届けることは、セットだと思っています。

助けが得られるときは、動く

もちろん、いつでも家を空けられるわけではありません。

あのときも、父が福岡から来てくれたから、行けました。

助けが得られそうなときは、こうして動く。

そして、自分がレベルアップした分は、家族に還元したり、関わってくださっている方たちに還元したりする。

そんな形で、循環させていけたらいいなと思っています。

あなたが今、「当たり前」にしたいことは、何でしょう。

そしてそれは、どんな人たちの中に入れば、ふつうに転がっていそうでしょうか。

参考文献
Klucharev V, Hytönen K, Rijpkema M, Smidts A, Fernández G. Reinforcement learning signal predicts social conformity. Neuron. 2009;61(1):140-151.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19146819/


この記事は、石井恵子のニュースレターでお届けした内容をもとにしています。
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「水漏れ」事件の続編。理由がわかれば破壊工事ですら安心に変わる。体の変化も同じです

ローザンヌの宿で起きた「水漏れ」事件の続きをお話しさせてください。
(実はさらなるハプニングが……笑)

その翌日は、夫が仕事で出かける日でした。
午前中に夫を送り出し、私は子どもと近くの大聖堂に歩いていったり、買い物したりしようと思っていたのですが、その後、少し経ってから、またドアをドンドンドン!とノックする音。

少しドキドキしながら「はろー?」と声をかけると、
「昨日の水漏れのことで、下の住人から頼まれて様子を見に来たものです!」
との男性の声。

恐る恐るドアを開けると、男の人が二人立っていました。

前の晩に水漏れがあったことを理解している様子で、その原因がどこにあるのかを私の部屋のバスルームから調べさせて欲しいとのことでした。

男性二人を女子供しかいない場所に入れても大丈夫かな?という思いも一瞬浮かんだのですが、ちゃんと状況をわかっている人たちで、確かにその事を解決しにきたんだろうな、と思い直し、家に入れることに。

二人のうち、一人はフランス語しか話せず、私が状況を伝えても「わからない!」ってジェスチャーで伝えてくるだけだったのですが、一人はわかりやすい英語を話してくれる方で、

今がどういう状況なのか、
今後、何が起きるのか、

など、丁寧に説明しながらことを進めてくれて、安心することが出来ました。

私の心配ポイントは、「そのビルの、私達が借りている部屋のオーナーはこのことをすべて知っているのか?」ということでした。

なので、訪れた二人が「バスルームのタイルを一部壊して、中の状況を確認するから、今から大きな音出して破壊工事するね」って言った時には、
え?それって、私が許可したことが後から問題になってくるのかしら?と思い、

「これって、この家のオーナーは知っているんだよね? 許可していることだよね?」

と確認しました。
すると、この家のオーナーより上の、このビル全体のオーナーがこの問題を解決するように、自分たちを雇っているので、これをするのは問題ないことですよ、と説明してもらい、その後の大きな破壊音にも耐えることが出来ました。

その時は、お風呂の浴槽に大きな穴が空いていて、本当に、とんだハプニングだったな、って思いました(笑)。

「今、何が起きているのか」がわかると心配が減る

でも、この出来事で思ったことは、
「今、何が起きているのか」、そして「次に何が起きるのか」を理解できていると、本当に心配が少ないってこと。

身体のメカニズムも、まさに同じ。
私の講座の中では、脳回復のプロトコールも行うのですが、その過程で起きることは、理解しているのと、理解していないのとでは、捉え方や不安が全く変わるのです。

でも、ややもすると、私達って、その理由をきちんと理解せず、表面的なことだけ見て、大騒ぎしがちです。

例えば、この時起きたことも、「男性二人が泊まっていた宿に突然入ってきて、浴槽をボコボコに壊して行った」という出来事だけを並べたら、「なんてひどい!!!」ってことにも取れるわけです。

でも、その理由や、なぜそれをする必要があるのか、なぜそれが起きているのかを理解したら、「それは起きるべくして起きていることだな」って、冷静にその過程を見ることができるわけです。

体の「工事」を、理由を知って見守る

代謝改善って、そういう部分あるよなーって思うのです。

今、体に起きている「一見不快な反応」や「変化の波」。
それは、体が壊れているサインなのか?
それとも、本来の自分に戻るために必要な「修復(工事)」なのか?

その理由(メカニズム)を理解できれば、闇雲に不安になることはなくなります。
「ああ、今、私の体もタイルを剥がして調査中なのね(笑)」と、どっしりと構えていられる。

理解は、安心を生み、安心は代謝をさらに加速させます。
あなたも、自分の体の「工事」を、理由を知ることで、安心して見守ってあげてくださいね。


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